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2018 太平洋周遊

マーシャル諸島、キリバス、ソロモン諸島、ナウル、ミクロネシア連邦の旅
日記:2018年01月22日(Mon)

14日目 チュチュル

 朝から良い天気となり、ラグーンの海は昨日にもましてきれいである。ツバメの家族がにぎやかに飛び回り、森の中では色々な鳥の声がする。足元を見るとたくさんの魚があつまっている。一日のんびりし、自然を眺めていたい気分だ。
 朝からコテージ周りをシュノーケリングすることにした。しかし、この時トラブル発生、2年前に買った水中カメラが壊れたのだ。あまり使っていなくても1年に一度防水パッキンを替えるよう説明書にはあったのに、購入してから一度も買えていない。不安はあったので海に入る前に写真はバックアップしていたが、まさか・・・。初日に失ったパソコンに続いてカメラまで・・・。パッキン交換を怠っていたので覚悟はあったが、あまりにあっけない。
 気を取り直し、シュノーケル。水上から見ていると大きな魚が寄ってくるが、水中で寄ってくるのは小さな魚ばかり。それでも種類は多く、久しぶりの南の海は楽しい。コテージ周辺のサンゴはすべて死んでいる。大きなシャコガイは生きていて、幾つもあった。これはコテージからも見えており、宿の人も知っていたので取らずにおいているのだろうと思って取らなかった。
 9時過ぎから宿の人のガーデンを見せてもらう。タロイモ、サツマイモ、キャッサバ、ココヤシ、サゴヤシ、パパイヤ、パイナップル、カットナッツなどなど、ひと通りの食べ物が何でもそろう素晴らしいガーデン! 親が食事の準備をしているそばで、小さな男の子が大きな包丁を使って一生懸命ナッツを割っている。このカットナッツが好物で、おなかが空いたら自分で拾ってきて自分でカットし食べるのだそう。
Cat nut
 ココナッツを割ってからココナツクリームを搾り取るまでの工程や、キャッサバの皮をむいてからプディングに加工していく工程を見学させてもらう。
pudding
 私は先にコテージに戻ったが、妻はプディングを石焼にセットするまでずっと見学してから戻ってきた。
 昼食は朝から準備して作ったキャッサバプディングや近くのマングローブで採れた貝のスープなど自然の恵みでいっぱい。余らせた食事を使って魚のフィーディング。餌をやっているからコテージの周辺には大きな魚が集まってくるようだ。
 浸水した水分を丁寧にふき取り、乾かしておいたカメラの電源を入れてみると無事に復活。陸上での撮影は問題なさそうだ。海水が入った場合には真水で洗って乾かす方が良いのだが、今回はふき取っただけ。海に入ることが最近は少なくなったのでこれで壊れたら普通のカメラに買い替えだ。
 夕食も魚が2品あり豪華だが、若干飽きてきた。ウミガメやヤシガニをリクエストしてみたがそう簡単にとれるものではないようだ。
 今日は4時間電気が来た。電気が終わった後、外に出てみると満天の星空。天の川がはっきりと分かる。鏡面になったラグーンにも星が映っており本当にきれいだった。
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