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2018 太平洋周遊
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日記»
マーシャル諸島、キリバス、ソロモン諸島、ナウル、ミクロネシア連邦の旅
25日目 ナウル(アイウォ→ヤレン)→マジュロ(空港→デラップ)
午前2時、部屋を出てフロントに向かうが、鍵が閉まっていて誰もいない。支払いは済ませてるのでそのまま行こうかと思ったが、少し待つ。外にいた警備の人が声を掛けて来たので事情を話すと困った様子。そして、従業員の部屋を教えるから自分でノックして起こしてみるように言われ、別棟の部屋に連れて行かれた。彼自身は禁止されており、起こせないという。仕方ないので、ノックするとしばらくして寝ぼけまなこのおばさんがドアから顔を出した。私の顔を見て事態を悟ったらしく、すぐに行くから待っててとのこと。ホテルの前に戻るが中々彼女は現れない。時間が気になりだしたので、ホテルの前でヒッチハイクを始める。実は、23年前にもこのホテルに泊まったのだが、送迎車が来ず、結局ヒッチハイクで空港に行ったのだ。やることの変わらないホテル・・・w フロントのおばさんが表れて、もうすぐ車が来るから座って待っててと言う。フロントの入り口を閉めたままなので、ホテルの外で待つことに。そして眠そうなお姉さんがホテル裏の駐車場から車を回してき、事なきを得た。
空港にはグアムのダンサーチームの10数名や台湾から来たファーム関係の人など見知った顔が並んでいた。グアムの人々はさすがに眠そうで、ぐったりしている。数時間前にショーを終えたばかりなのだから無理もない。同じ飛行機で、ポンペイまで飛び、翌日のフライトでグアムまで帰るということだ。マジュローまでとポンペイ・グアムは同じフライトになる。台湾の人々は1時間ほど後で出るブリスベーン行きに乗って、台湾に乗り継ぐと言っていた。同じフライトに乗るはずのマーシャル諸島の大統領一行や英国大使は姿を見せない。VIPなので手続きは別室なのだ。VIPのチェックインバゲッジのみがカウンターにパラパラと運ばれてきていた。疲れていたのでチェックインが終わるとカフェに入ってソファーでぐた~~。楽しかったナウルの旅が終わった。
飛行機のビジネスクラスは満席。マーシャル諸島の大統領一行や英国大使などが乗っているのだから当然だろう。フライトスケジュールを考えるとキリバス大統領一行やミクロネシア連邦の大統領一行も乗っていたに違いない。エコノミーも満席に近く、このフライトの予約が取れて良かったと改めて思った。キリバスで台湾雑技団の人が降りていった。キリバスからの乗継などないので、ここでまた公演するのか?
朝9時前にマーシャル諸島のマジュロー空港に到着。ビジネスクラスの大統領一行は入国手続きは別の建物で、最後にもう一度彼らと話をしたかったが出来ず。そして・・・、またもこの飛行場でロストバゲッジ。しかも私の荷物のみ。荷物といってもナウルでもらった記念の日傘であるが、悲しい。実は私が荷物を預けると半分以上の確率でロストバゲッジとなるのだ。今回も妻の名前で預けた傘は出てきている。前回ロシアからの帰りにロストとなった荷物は妻の物だが、タグが私の名になっていたのだ。昔からあまりに荷物がなくなるので、最近はずっと預けないようにしているのだが、今回は傘が持ち込めないと言われ・・・。ロストの手続きをした時に係員がナウルに電話を掛けてくれ、その時は積み残しの傘が見つかったので日本に送るという約束になったが、その後はなしのつぶて。帰国後、ナウルエアーにメールすると、そんな記録はないからチケットコピーとバゲッジタグのコピーを送れと返信が来、すぐに送ったが、以降連絡なし。
空港には予約していたホテルの迎えが来ており、もう一人英国からの旅行者もいたが、ロストバゲッジの手続きでかなり待たせてしまった。ほぼ徹夜でくたくたなので、宿に着いたらシャワーを浴びてすぐに横になる。そして起きたら17時、よく眠った。一日潰れてしまったが、乗り継ぎの関係でマーシャルに戻っただけなので、OK。さすがに少しは散歩しておこうと外に出る。スーパにまず立ち寄るが、ナウルで良いものを存分食べて来たので、空腹なのに何も買う気が起きない。前回妻が行きたがったのに行かなかったレストランに向かってみる。手前にある観光局で先日話した日本人が残業していたので、立ち寄ってしばらく話をする。そして、お目当てのレストランに行くが、メニューを見ても食べたいという気持ちが起こらず、注文せずに出てしまった。今日の日記に使う写真がないなと思い、海岸に出て1枚。
結局、食事は魚屋で買った鮪の刺身とスーパーで買ったテイクアウトのスープにビール、そして機内食で残したパンとお菓子のみ。
昼寝をしたのに夜もすぐ眠くなったのは、忙しかったナウルの反動で、体が休息を欲しているのだろう。