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2015-16 フィリピン縦断
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ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
Day7 マンバハオ-バルバゴン-ジャグナ-タグビララン
カミギン島からボホール島への船は週に3便しかない。「次便はクリスマスで欠航するので、今日の港は大混雑になる。出港の2時間前には港に行った方が良い。」といわれ、朝6時にバイクタクシーで港に向かった。その時間でもすでに港に人は多かったが、切符を売り出したのは7時前。売り切れになりそうな人込みではなく、人々は整然と列を作る。
7時過ぎに乗船した時にはガラガラだった船内も、8時近くになってどんどん人が増えた。ギリギリに来ても船には乗れたようだ。どんよりとした天気で甲板にいたら雨にやられると思い、船室に席をとる。テレビが見えやすい席だったこともあり、映画を2本とも見てしまった。途中からは晴れてきて、甲板も気持ちよさ気になったが、混んでいて座る場所はない。
到着が近づき、甲板に移動。ボホール島で有名なチョコレートヒルズと同じような丘がポコポコ見える。
港付近にモスクが見える。
たくさんのバナナ、ランソネス等の果物が貨物として船で運ばれている。下船後見た市場でランソネスは、カミギン産と表示され、カミギンで売っていたのよりもかなり高くなっていた。
11時半に到着し、下船。日本の中古船で結構快適だった。
港のある地区から木の橋を渡って、モスクの見えた地区に。趣のある通りだが、モスクの場所が分からなくなってしまう。
モスクは見つけられず、先に昼食をとる。魚介類の非常に少なかったミンダナオやカミギンの食堂に比べ、ここは色々あっておいしかった。食後、妻が食べに来ていた人に食事について質問攻め。
モスクよりも遠くに目立っていた大聖堂を先に見学する。
もう一度モスクが見えた辺りに戻って、路地のような場所に入っていくとようやくモスク発見。ムスリムの服装の人々も大勢この辺りにはいた。
モスクのあった地区はムスリムの地区かと思ったら、豚の解体現場に遭遇。ムスリムの人がするはずはなく、この地区には混住しているのだろう。
港近くに戻って、市場を見学。果物の種類がカミギン島よりもずっと多い。外から運ばれてくる果物が多いのだろう。
一角にはヤシ酒やビールを飲ませる店もある。堂々と外で酔っ払っている人がいるのはミンダナオやカミギンと違うところだ。
ジャグナの観光を終えてボホール州の州都タグビラランにバスで移動した。タグビラランは大きな街でバスターミナルは中心部から離れた場所にあり、ここにも大きなマーケットとショッピングセンターがあった。市場を見学した後、ジプニーで街の中心部に移動する。中心部には宿が何軒もあるが、気に入るのがなく、1キロほど歩いて、やっと宿を決めた。
そのあと一人で街を歩く。まずは港に向かった。港近くに良さ気な水上レストラン、クリスマスにはここで食べるかな。
港で船のスケジュールなどをチェックした後、街の中心に向かって歩く。あちこちに大きな教会があり、キリスト教徒の国だなぁと思う。
この街は巨木が多く、巨木好きの私には散歩が非常に楽しいところだ。
コロニアルスタイルの建物も多いが、ほとんど観光整備はされていない。看板がないので、いつ何のために建てられたのかよく分からない。
体を真っ黒に塗った一群の人々が歩いていた。フィリピンにはこういう姿をする祭りがいくつも知られているが、今日は祭りの日ではない。
地図を見ると宿のある地区にも市場があったので、そちらにも足を延ばす。やはりまず目が行くのは海産物だ。
市場の上にも巨木。
いったん宿に戻り、妻と夕食に出る。やはり、夜に入った店も海産物が多い。
*本日の宿 Villa Clara
*本日の移動 バイクタクシー:マンバハオ→バルバゴン、船:バルバゴン→ジャグナ、バス:ジャグナ→タグビララン・ダオバスターミナル、ジプニー:タグビララン市内