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2015-16 フィリピン縦断
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ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
Day14 ドゥマンホグ-(シキホール島半周)-ドゥマンホグ
朝まずビーチへ。セブ同様にここも潮の満ち引きが大きい。潮が引いているこの時間にはここでも貝などを採っている人がいた。
フィリピン風の朝食セットをホテルでとる。出てきた時はちょっとしょぼいなと思ったが、チョリソーが非常に美味でこの量でご飯はたくさん食べられた。
部屋が良く、WIFIも速かったので昼前まではホテルでのんびりする。
昼前からバイクをレンタルして観光に出ることにした。この島はジプニーの走る頻度は非常に低く、バイクを借りるか、トリシクルをチャーターするかしないと遠くまで行くのは難しいのだ。2人とも日本では普通免許しかなく原付しか乗ったことがない。借りたバイクは、90㏄よりもサイズが大きい気するがまあ良いでしょう。満タン返しではなく、借りるときのタンクはほぼカラだった。まずは1リットルだけガソリンを入れて出発した。まずはゲストハウスが並び、観光客の滞在が一番多いサンファンに向かう。天気が良く、白砂のビーチできれいだが泳いでいる人は見当たらない。よく見るとプラスティックのごみがちらほら。ごみ問題をどうにかしないとフィリピンのビーチはやはりダメなのかも。ビーチが良ければこの辺りで良い宿を探して移ろうかと思っていたが、これなら部屋の良い今の宿で十分だ。
途中で1リットルのガソリンでは不安になってきてもう1リットル入れる。ガソリンは路上でこうやって売られている。ガス欠になってもほとんどの場所で歩いて行ける距離にガソリンが売っているので心配はない。
この辺りは道上から離れ、棚田になっているところもあった。
次にストップをしたのは、根本付近から泉の湧き出ているバレテの古木。バレテの木は沖縄にもあるガジュマルに似ているが、フィリピン固有の種で、この木は樹齢400年以上だといわれている。
泉には人の角質を食べるドクターフィッシュがおり、足をつついてくる。他でもこの種のフィッシュセラビーをしたことはあるが、ここのは今までで一番大きかった。
ラジの町に到着した。中心には古くて立派な教会があり、ここにもベルタワーが付属している。
教会の向かいにあるのはラジコンベントと呼ばれる19世紀の建物で、今は学校になっている。
この辺りで一番の人気になっているのが、カンブガハイの滝。外国人もローカルもたくさん来ており、飛び込みなどして泳いでいる。
滝は何段かに分かれており、上流部にはほとんど人が来ておらず、静かで良かった。
滝を終わって14時、この時点でまだ昼食をとっていなかった。弁当を持ってきているつもりで景色の良さ気な滝まで頑張ってきたのに忘れて来ていたのだ。駐車場の人に食事のできるところを聞くと戻らなければないという。がっかりしていたらピクニックに来ていた家族がごちそうしてくれた。またも豚の丸焼き! そして生魚の酢漬けやフライドチキンなどなど。美味しかったし、本当にありがたかった。
お米もおいしく、聞けばシキホール島の農家の人でコメは自家製だそう。クリスマス休暇で子供たちが戻ってきて、家族でピクニックに来ていたのである。妻は仲良くなって一緒にはしゃいでいた。
ここからラジまで戻って島を一周し、島の逆側から山に入っていく洞窟に行くつもりだったが、山越えをした方が早いといわれ、島一周をやめて山越えの道を進んだ。景色は非常に良かったが、未舗装道路もあって慣れないバイクでは大変だった。
結局、洞窟への分岐が分からないまま山越えを完了し、海沿いの道に出てしまった。洞窟にはこだわってなかったので、そのまま宿の方に向かうことにする。
昨日非常においしかったナマコがまた食べたく、市場に立ち寄ってナマコを購入。2種類あって、昨日とは違う方にしたが、こちらも非常にうまかった。
ここの宿が気に入ったので正月をここで迎えようかと悩む。旅の日程が半分終わったこともあり、先のルートを色々考えていたら、日記も書けずに1日が終わってしまった。
*本日の宿 Replica MANOR
*本日の移動 レンタルバイク:島半周