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2015-16 フィリピン縦断
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ミンダナオ島南岸からルソン島北岸へ、陸&海の旅
Day22 アパリ
大移動しての縦断完了で一区切りということで、本日は完全休養日とする。早朝から食事もとらずに部屋にこもって、写真のバックアップや日記書き、メール返信などしていたら、あっという間に11時となる。さすがに空腹で食事に出た。教会の多い町で、宿のすぐ目の前も教会だ。
食べたのはこの地方の名物であるパンシット。日本でいえば焼きそばだが、麺をあまり炒めた感じはなく、和えそばかも。スーパースペシャルというのを頼んだら、具がいっぱいでおいしかった。
こちらは昨日夕食をとった食堂の看板。珍しく漢字名が書いてある。ルソン島北部の海岸部には中国人との混血も多く、この食堂のおじさんもそんな顔立ちだ。
アパリのメインストリート。短いがATMなど必要なものは一通りあり、便利である。
市場の入り口、中は意外に大きく活気がある。スーパーが進出していないので人々の買い物は主に市場となっているのだろう。
市場の一角にある食堂街もにぎやかだった。食事のすぐ後だったので食べなかったが、客引きがすごくて笑った。しかし、フィリピンでは珍しいほど英語が通じない。
肉売り場の女性たちも昨日の魚売り場同様に色々ポーズをとってくれる。
市場を歩いている最中に腹痛、急いて宿に戻った。ひどい下痢で午後は元気なく横になっていた。午後も日記を書いて現状に追いつかせるつもりだったが、横になっていては書けない。その代りではないが、残る一週間のルートを色々検討する。山間部に行くことは決まっており、当初は街に泊まって見どころは日帰りのつもりだった。しかし、色んなウェブサイトを見ていると見どころの近くで泊まった方が楽しそう。そういう場所だとガイドブックは役立たず、またインターネットは出来そうにない。そこでネット上にある情報を次々パソコンに取り込む作業を横になって続けた。
ひどい下痢でも腹は減る。夜になって再度食事のために外出する。食堂は量が多いこともあって、市場の食堂街に行ってみた。市場自体が閉まっている時間とあって、昼の賑やかさはなく、開いている店は半分以下。食事も終わって手持無沙汰でテレビを見ている人が多いが、普通に食事はできる。ここは量は少なく、値段は安かったので、腹具合の悪い時には良い感じ。しかし、料理の現地名を知りたい妻は英語の通じない人々に四苦八苦。これだけの人がいて英語をまともに話せる人がいないのは初めてだ。
*本日の宿:Verzosa hotel