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ロシア・沿ヴォルガ管区&ウラル管区32日の旅、ロシア内6共和国訪問
サランスク
宿で朝食をとった後、まずは昨日も行った中央市場へ。時間が昨日よりも遅かったためか、いっそう賑やか。少し買い物をし、博物館を目指す。劇場前の広場には噴水がある。今日は暑いので、噴水のしぶきを浴びて楽しんでいる人も多い。
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訪れた博物館はモルドヴィア民族文化博物館。客が他にいないためか、モルドヴィン人のおばさんがいろいろ解説してくれた。狭いながらも展示物は多く、触らせてもくれ、見応え十分の博物館だ。農耕民であるモルドヴィン人がどのような生活をしていたのかが良く分かった。
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博物館で見る限りモルドヴィン人は農耕民族だと思われるが、役場にあったサランスク市の紋章は3本の矢とキツネ。狩猟もしていたのか。
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紋章にもあるキツネは街のマスコットとなっている。3本の矢を掴んだキツネ。
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中心部を離れると木造の家屋もたくさん残っている。
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ランチはモルドヴィアレストランで。写真付きのメニューでは、モルドヴィアの名物料理に印が付けられており、選びやすかった。写真はモルドヴィアのナショナルドリンクと書いてあったポーザ、ビーツを発酵させて作ったお酒。
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店員は博物館で見たのと同じような民族衣装を着ており、非常に雰囲気のあるお店。写真の女の子は、モルドヴィンのエルジャ人。ちなみに博物館のおばさんはモルドヴィンでもモクシャ人だった。
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帰りに夕食の買い出しをしようと市場に立ち寄ったが、お腹いっぱい食事をした後なので、食べるものが思いつかず、そのまま宿に戻った。
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夕食は遅い時間に近くのスーパーに行き、買い出しをして自炊。飛行機の遅れで寝る時間のあまりなかった初日のモスクワ、翌日は夜行列車と強行軍でここまで来たので、疲れが溜まっていた。ここで連泊し、やっとのんびりできた感じだ。ここまでの写真を整理し、日記を書き始める。