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南ロシアの旅
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~クリミア、北コーカサス、カラムイク~
8日目 マイコープ
アディゲ共和国の首都マイコープ2日目。まずは市バスに乗って中央市場を訪れる。大きくて楽しい市場でこれまでのロシアの他の市場に比べスパイスの種類が多く、妻は色々質問していた。こんなロシアの端っこなのに朝鮮族の人がキムチを売っていたのも印象に残る。
天気が良いので街が明るく見える。点在するレーニン像などのモニュメントを見学した後、昼食のためにアディゲ料理のレストランへ。宿の人に教えてもらった店で、教えてもらったアディゲ名物を注文する。
キャッシングをするために銀行に立ち寄ったが、なぜか閉まっていた。ATMは稼働しているので現金は手に入ったが、今日は祭日のようだ。遊園地もある川沿いの公園は家族連れで大賑わい。
川を渡ると森の中に遊歩道が続き、のんびりと散歩ができる。色々な鳥の鳴き声が聞こえてきて楽しい道だ。
川にかかる吊り橋から子供たちが飛び込みを楽しんでいる。
中心部に戻って博物館を訪れたが、祭日のため閉まっている。普通は休みの日こそ開けると思うが、残念~。
昨日のモスクの近くのタワーを訪れて、街の観光は終了。まだモスクに行くには早いので、いったん宿に戻り少し休む。クリミアが忙しすぎて日記を書けなかったのはもちろんのこと、写真のバックアップさえ全くしておらず、宿に戻ってもするべきことはたくさんある。
7時半頃モスクを再訪問。今日は肉野菜の煮込み料理を作っていた。
すでにテントの中にはメイン料理以外のものが並んでいる。
今日は皆さんと同じ時間にスタートしようと遅めに行ったが、出来たから先に食べなさいとすすめられ、今日も皆さんが断食している最中に頂く。
妻は女性の食事会場にスタートから行くために昨夜よりも早めに移動。モスク内ではちょうどお祈りをしていて写真を撮らせてもらったそうだが、私は見ておらず、食事のスタッフたちと外で話をしていた。
食事に集まった人が昨夜よりやや人が少ないのは祭日のため? 今日はお代わり分がたくさん残り、みなさん楽しげに会話をしながらお代わりに並んでいる。
女性用のテーブルには男性用の場所にないチーズなども並んでいたそう。
この日も外で妻を待っている間に留学生たちと話をする。昨夜話をしたアフガニスタン人が英語を話せる友人を連れてきて、色々質問責めにあう。彼は日本に旅行にも来たことがあるそうで、今は歯医者になる勉強をしにロシアに留学をしているのだそう。ただし、来たばかりで今はロシア語の勉強をしているという。イスラムの習慣を守りながら先進国の進んだ学問を学ぶにはロシア内にあるイスラム教の共和国が一番やりやすいとのこと。昨年から不思議に思っていたロシア内共和国に留学生が多い謎がこれで解けた。
いつまでたっても妻が戻らないのでモスク内に入ると食事スタッフたちが改めて食事をしていた。妻も女性スタッフたちとまだ話をしながら食べているということだったので、待っている間は男性スタッフたちのところに参加。ラマダン明けの祭まで居れば良いのにと散々誘ってもらえたが、明日は次の国への移動である。