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2019 モンゴルからロシア

モンゴル横断、そしてアルタイ共和国からシベリアへ
日記:2019年09月12日(Thu)

27日目 トムスク→ノボシビルスク→

 夜間の雨は上がっていたが、朝からどんよりとした空模様となっている。天気が良ければ曇天の時に撮った写真を取り直しに行くことも考えていたが、これでは仕方ない。新たに行きたい場所もないので、出発までは部屋で過ごした。
 10時過ぎにチェックアウトし、バスでトムスク駅へ向かう。来る時の列車で降り逃し、乗り越してしまったので、来るのは初めてとなる。
19/09/12 14:18:56
 駅近くのスーパーで食料の買出し。今回のロシア旅で一番大きく、品揃えも良いスーパーだ。とはいえ車中で食べ切れないと面倒なので、買うものは絞る。
 12時40分、トムスク2始発の列車が入ってきた。今回は、停車駅の少ない新型の列車で、少々運賃が高くなっている。いつもは3等寝台だが、どうせ高いならと今回は久しぶりの2等車にしてみた。
19/09/12 14:43:02
 乗車してすぐに先ほど購入した食料でランチ。シシャモのフライが特に美味しかった。
19/09/12 14:51:04
 夕刻にノボシビルスクに到着。80分も停車するので、下車してみた。
19/09/12 20:55:22
 駅前には美味しそうな軽食屋が並んでいる。その向こうはバスターミナルだ。
19/09/12 20:59:40
 ノボシビルスクには後で戻って来て滞在するが、飛行機で着いて飛行機で出るので、駅前は見ない予定になっている。なので少し駅前を歩くが、特に見るべきものもはない。スーパーマーケットにも入ったが、何も買わず列車に戻った。
 夕食をカップ麺で軽く済ませ、自分の寝台である上段に登ったところ、下段のじいさんが、厚切りベーコンをパンに挟んで分けてくれた。これが絶品ですごく美味しい。昔はロシアの鉄道に乗るたびに、同乗のロシア人が食料を分けてくれた。自分でも持ち込んでおり断っても、旅人なんだからそれは着いてから食べれば良いだろうと押し付けられた体験が、懐かしく思い出される。近年はそのようなことはあまりなかったが、おじいさんは昔の習慣を保っているのだ。
19/09/12 22:33:40
 ほっこりした気分になり、心地よく眠りにつく。
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