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2019 モンゴルからロシア
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モンゴル横断、そしてアルタイ共和国からシベリアへ
34日目 ノヤブリスク→スルグト
今日も曇天。天気が良ければ昨日行くのを止めた湖まで行くことも考えたが、結局午前中は部屋でのんびり過ごす。
昼前に宿をチェックアウトし、歩いて駅に向かう。ノヤブリスク駅周辺にも食べるところはなく、スーパーで昼食用のカップ麺を購入する。駅の壁にも色々絵が描かれている。
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ホームは非常に細く、案内板もない。列車の停車時間が短いのに、待っていた場所から乗車する車両までが遠く、最後はホームを走って飛び乗った。
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カップ麺を食べた後、デザートも食べる。テーブルクロスはトボリスクの街で買ったもの。ロシア人が持参のテーブルクロスを敷いて食事するのを見て、妻は一度やってみたかったのだそう。
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車窓からは天然ガス採掘プラントの向こうに虹が見えた。
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石油の採掘場も見える。
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列車の移動はこれで最後なのでずっと景色を眺めて過ごす。湖の点在する湿地帯が続く。景色はもう完全に秋だ。
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18時前にハンティ・マンシ自治管区最大の都市スルグトに到着する。16世紀に築かれたシベリア最古の街の一つで、古い建物こそ見当たらないが、歴史の浅いノヤブリスクから来ると、洗練された街に感じる。
市バスで宿に着いたのは19時近く。チェックイン時、必要だからとパスポートの全ページコピーをフロントの人が始めたので、散々待たされた。先に部屋に通してくれればよいのに、増補もしてあるスタンプだらけのパスポートの全ページコピーとは・・・。
泊まったのは貸アパート。二部屋で共同のキッチンがあったので、近くでペリメニなどを買ってきて、部屋で夕食をとる。