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2019 サウジアラビア
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自由な旅が解禁になったサウジアラビアへ
6日目 リヤド
リヤド観光の2日目、朝はまずムラッバ宮殿に向かったが、何故か入口が閉まっている。外周を半分したところに良さ気な店があったので先に朝食をとる。シリア料理の店で、ホムスとファラフェルなどを注文。懐かしいシリア料理、特にホムスは大好物なので食べ過ぎてしまった。
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ムラッバ宮殿に隣接する国立博物館を訪れる。受付で英語が通じたので宮殿がなぜしまっているか聞いたが、分からず。ただ明日は通常営業だと教えてくれた。博物館はサウジアラビアの歴史とイスラムについてが主で、見応えがある。展示物も多く、見学には時間がかかる。思っていた以上に遺跡が各地にあるようで、行きたい場所が増えてしまう。写真のような岩絵は、世界遺産になっているところ以外にもたくさんあるようだ。
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博物館側からムラッバ宮殿に入る入口は開いていたので、入ってみる。イベント準備のための休業のようで、色々な物資を運びこみ、飾りつけなどが進められている。
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これでは宮殿の内部には入れないかなと思ったが、搬入をしていなかった入口から入れて、建物上部はつながっていた。1865年建造の巨大な城塞である。
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昼食は、シーフードレストラン。よく分からないのでセットを頼むと前菜が色々付いてきた。
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メインはエビや魚のグリル。塩も少ない薄味で、素材の味を楽しむ。
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この日からレンタカーを予約しており、予約していたオフィスに行くとそこでは運転手付きしか貸さなくなったので、姉妹店に行ってくれという。リヤドにはAVISのオフィスはいくつもあり、宿に近いことと毎日24時間無休で開いている支店だったからその店を選んでいたのに、代わりのオフィスはかなり遠い場所で、週末休みの支店だ。交渉で、今日と返す時の送迎は付けてもらったが、口約束なので、返す日の移動は心配だ。AVIS本体から調べたリストにないコンパクトサイズの車を頼んでいたが、案の定コンパクトカーはないとのことで、ワンランク上の車に無料アップグレードとなる。保険の説明や走行距離制限の説明などは一切なし。今まで借りた経験から考えると、借りる時のいい加減さは断トツの一番だ。
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走り始めたのは夕暮れ時。リヤドは一方通行が多く、工事で入れない道も多いので、中々思った場所にたどり着けない。慣れないうちは行ったり来たりとなってしまう。
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「ディルイーヤのツライフ地区」という郊外の世界遺産を目指したが、高速道路出口が封鎖されていたりして、予定よりも到着が相当遅くなった。現在工事中で入れないのは知っていたが、予想外に広い範囲で通行止めになっている。世界遺産の緩衝地帯に入ったところで、止められてしまう。写真は城壁の外側。
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ホテル周辺の道路は無料で駐車できるので、そこに車を停めるよう言われていたが、商業地区なので店が開いている時間はいつ見ても場所が空いていない。夜9時を過ぎれば問題ないといわれており、当初は9時まで昨日と同じイベント会場に行くつもりだったが、慣れない街での運転に疲れ、早く休みたい。待てば空くだろうと19時くらいに宿に戻る。幸い駐車できて、ホッ。
2時間ほど部屋で休んだ後、スーパーで買い物。軽い夕食と明日以降のドライブ旅行に備え、水や食料を購入する。