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2019 サウジアラビア

自由な旅が解禁になったサウジアラビアへ
日記:2019年12月06日(Fri)

12日目 ロジャル-ダーブ-ゴウズ

 夜が明けるころから、要塞群を眺めていた。ここで泊まっていなかったら出来なかった贅沢な目覚めだ。
19/12/06 12:54:04
 ロジャル集落内には要塞群の外にもたくさんの伝統家屋がある。
19/12/06 13:06:32
 廃墟もたくさんあるが、現在も使われているものが多い。
19/12/06 13:10:38
 新しく建てられているホテルらしき建物も外観は伝統的な姿を保持していたりする。
 7時半頃に出発。朝からヒヒの群れがいて、まるで見送ってくれているかのよう。
19/12/06 13:31:32
 坂道を下り切るとジーザーン州に入る。沿道ではジーザーン名物の素焼きの壺がたくさん売られていた。
19/12/06 14:17:02
 ジーザーン州に入って最初の街ダーブで朝食をとる。金曜午前なので商店は閉まっているが、食事をする場所はチラホラ営業している。ここもまだイエメン文化圏で、入ったのはイエメン料理屋だ。注文を済ませて運ばれてくるのを待っていると隣のおじさん2人に一緒に食べようと誘われ、一緒に食事をした。
19/12/06 14:45:04
 食事の後、時間があるなら家に遊びに来てというので、行ってみる。スレイエレで行った家ほど豪邸ではないが、ここも応接室がいくつもある。家人が不在だったので、料理をする女性陣の中に入る楽しみがなく、妻は眠そう。昨夜は車中泊で寝ていた時間も少ないので仕方ない。気づいたおじさんが寝具を出してくれたので、妻はそのまま横になる。
19/12/06 15:43:52
 私はおじさん達と水煙草を楽しみながら話を聞く。ここの主は金持ちではあるが、奥さんが子供を連れて逃げてしまったそうで、今は一人で寂しいのだそう。もう一人いた人はバングラデッシュ人の使用人で、英語が話せる。出稼ぎで毎年サウジアラビアに来るようになり、もう15年だという。
19/12/06 15:48:46
 水煙草が終わっても、妻が起きない。鍵をくれたので、妻と一緒に応接室で中から鍵を掛け、私も昼寝。これで睡眠不足のまま車を運転する危険を冒す必要が無くなり、すっきり。
 15時過ぎのお祈りの時間が終わった後、車で昼食に出る。一人身になってからはずっと外食なのだそう。ジーザーン州は紅海に面しており、魚料理が名物だ。鶏と共に魚も注文。白身の魚は身が柔らかく本当においしく、あまり鶏に手が出なくなるほどだ。
19/12/06 22:06:06
 泊まっていけと散々誘われたが、16時半頃出発する。ジーサーン州で観光を全くしていないので、最後の街で地図に古跡と書いてある場所に立ち寄ってみた。石垣はあるが、現地に看板もない。後でインターネットで調べても何の説明も出て来ず。おまけにここは既にジーザーン州からアシール州に戻っていたことが分かった。
19/12/06 23:32:20
 夜間走行し、一気にジェッダまで行くことも少し考えたが、20時前に着いたゴウズの街にホテルがあったので、宿泊する。昼食が遅い時間で、いっぱい食べたので、夕食はとらず。
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