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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
4日目 →マンダレー
マンダレーまで後130キロほどのメッティーラ分岐までは停車もなく、快適に眠ることができた。メッティーラへの分岐でバスのトランクに積んでいた大量のマンゴーを降ろしたが、受取人が来ないらしく、そこで長時間の停車。順調に来ていたのに到着は遅れそう。さらに少し走ったところで朝食休憩。夜明け前に到着することを危惧していたが、無事に夜は明けた。
7時半頃にマンダレーのバスターミナルに到着。バスターミナルで朝食を取ろうと思ったが、どこも混んでいるのでターミナルの外へ。裏口から出てしまったらしく、食べ物屋が中々ない。少し歩いたが、無事に店を見つけ、朝食をとる。食後は店のおばさんにトンベイン=3輪タクシーを呼んでもらい、街の中心に向かう。トンベインは大通りの走行を制限されているそうで、裏道をクネクネ進むのでおもしろい。鉄道駅でトンベインから下車し、まずは明日の列車チケットを購入。予約しておいたホテルは駅のすぐ近くだと思っていたが、地図のワンブロックが思ったよりも大きく、駅から歩いて15分くらいかかった。
ホテル到着は9時半を過ぎていたがまだ部屋には入れず、ロビーで充電をしながらひと休み。1時間ほどして充電が完了したので出掛けようかと思ったところで、部屋に入れた。夜行移動で疲れているので、部屋に入ったらまた1時間ほど休んでしまう。
ホテルの貸自転車で観光をしようと思ったが、タイヤの空気が抜けており、ホテルには空気入れもなし。別の自転車を持ってくるといわれしばらく待ったが、中々来ない。結局歩いて出発だ。
最初に訪れたのは王宮の南門。
外国人は東門以外通れないことを知っていたが、宿が南門のそばだったので行ったのだ。分かってはいたが、やはり地元の人が行き来している場所をダメの言われるのは悔しい。王宮の中心部にある見どころまでの距離は南門からも東門からも同じなのに、南門から東門まで約2キロも迂回せねばならないなんて酷すぎる。迂回途中でお腹が空いてしまい、王宮に入る気はなくなってしまった。東門の前からはマンダレーヒルが良く見えた。
王宮東門付近には食事場所が見当たらず、とぼとぼ歩いているとお坊さんに瞑想をしませんかと誘われた。自転車タイヤの空気抜け、王宮門の迂回、食事場所が見当たらないことなどで少しイラついていたので、気分転換に瞑想も良いかと誘われるままについて行く。10分程度といわれたのに、結局2セット1時間以上の瞑想コースに参加。おかげで落ち着いて穏やかな気分になることができた。
瞑想している間は忘れていたが、終わってみると当然ながら空腹感が増している。歩きだして最初に見つけた路上の揚げ物屋で揚げ物をいくつか食べる。ここでも食べ物の名を熱心に妻は収集している。
すぐ近くにクレープのお好み焼きのような屋台があり、こちらの方がおいしそうだったが、食べてすぐなので、作っているところを見学しただけ。
シェナンドー僧院からアツマシ修道院を経て、クドードォパゴダへ向かう。写真は上がシェナンドー僧院、下がアツマシ修道院。
クドードォパゴダの白いパゴダ群を見て、ようやく30数年前に来た時の記憶が蘇ってきた。ここの美しさはそれほど印象深い。
クドードォパゴダの中心にそびえる黄金のパゴダも見事だ。
そしてマンダレーヒルを歩いて登る。歩いて登る階段は寺院の敷地なので、延々と裸足で歩かねばならない。途中からの景色も非常に良い丘だ。
昔は歩いて登る道しかなかったはずだが、今は車道が頂上まで続いている。参道の階段は寂れてしまったが、頂上は観光客だらけでビックリだ。
夕日が有名な場所なので特にこの時間は人が多いのだ。
丘のふもとまではまた歩いて降りて、そこからトンベインで宿に戻り、宿の近くで夕食。
夜行バスで着いたにもかかわらず、歩いてたくさん観光したので、さすがに疲れた。