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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
7日目 ミッチーナ→
本日もホテルでビュッフェスタイルの朝食。ミャンマーの朝食は美味しいのでついつい食べ過ぎてしまう。
自転車を借りて9時に駅へ。昨日予約した切符の購入である。本日乗車予定の夜行列車はアッパークラスより上のクラスである寝台が付いているので、寝台車を選択した。それでも来る時乗った新型車両のアッパークラスよりも安いのだからありがたい。
切符を購入した後は市内観光。まずは昨日訪れなかったヒンズー寺院へ。この街はモスク、教会、仏教寺院だけでなく、ヒンズー寺院も街の中心にあるのだ。
市場を通り抜け、川沿いの公園でひと休み。川では洗濯をしたり水浴びをしたりする人がいる。
この後は特に目的地を定めず、川沿いの道を走ったり、路地に入って行ったりと自転車で市内をぶらぶら走る。キリスト教会は色んな宗派がこの街には混在し、色んな建物の教会が点在している。
小さな郊外の市場などにも立ち寄る。
最後に中心部に戻り、大きなお寺を見学し、11時頃宿に戻る。
12時にチェックアウトし、ホテルの食堂で出発までの時間をのんびり過ごす。昨日市場でいただいたなれずしをキッチンの人が調理してくれた。
炒め物になったなれずしは意外にもハムのような触感になっている。美味しいが、生を試食したなれずしの味がこんなに変わるとはと驚いてしまう。
残りを生でそのまま頂こうと思っていたが、そのままでは食べないそうで、キッチンの人がにんにくや玉ねぎなどとあえて出してくれた。これは期待通り、なれずしの味!
駅へ歩いてゆく途中に民族衣装を着た人々が演奏をしていたが、時間がなくてゆっくり見れず残念。
駅の寝台車の前にイミグレーションの係官が待ち構えていた。普通は到着時にするレジストレーションだが、分からずそのままになっていた。外国人が切符を買うとイミグレーションに連絡がいくようで、レジストレーションしていない外国人の様だとわざわざ来ていたのだ。係官は、レジストレーションの代わりにパスポートや入国スタンプをスマホで撮影し、滞在していたホテル名や来た列車を尋ねられた。そして最後に写真撮影。スマホで記録を残すようになっているので書類がなくなり、こちらとしてはレジストレーションが楽になった。
寝台車は2人個室で快適。これなら少々揺れがきつくても寝台車がある旧型車両の列車を選ぶ方が楽に移動できると思われる。
出発して最初の踏切。ミャンマーで見た踏切遮断機はすべて手動で、遮断機を降ろした人がそのまま踏切の内側で旗を持て立っているのが面白い。
列車で飲むつもりはなかったが、来る時にはなかった酒の販売が何度も来る。個室ということもあり、つい欲しくなってウイスキーを買ってしまった。
夕食は途中駅で買った弁当。
個室で窓も戸も閉めると来る時の列車よりはずっと暖か。薄いブランケットも付いていたので快適に夜を過ごすことができた。