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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
8日目 →シュウェボ→モンユワ
朝8時過ぎ、定刻よりも20分ほどの遅れでシュウェボに到着した。シュウェボは、ビルマ族としての最後の王朝発祥の地で、地名の意味は直訳すれば黄金の首領となる。ここから都が移されたのちも、大切にされ、あがめられてきた街となっている。
駅前に街の中心部に行く乗り合い3輪トラックがいたので、これに乗って街に出る。30数年前にビルマに来た時には、市内交通といえばこのタイプであり、頑張って乗りこなしたものだが、前回も今回も中々乗る機会がなかった。田舎町ではまだまだこれが頑張っているんだなと懐かしくなる。
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シュウェティンタウ寺院の前でトラックを下車。金ぴかの寺院を見学する。
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寺院の前で揚げ豆腐などつくっているおばちゃんがおり、妻はここで話し込んで動かず。先に私一人で寺院に入って戻ってきたら、お土産に揚げ豆腐をもらってきていた。
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屋台の麺屋で朝食。ここのモヒンガーはうまい。
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大きな市場が王宮の前に広がっており、先に入ってみる。マンダレーのガピやミッチーナのなれずしほど強烈なものはないが、ここも中々面白い。下の写真はネズミだが、結構うまそうに見える。
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こちらはたけのこの保存食。我が家でもたけのこはたくさん取れるので、これを作れば年中美味しく食べられそうだ。
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そして王宮へ。入場料は外国人価格で2000チャット。ローカル料金の10倍である。これでも以前よりは差がなくなっているのだから、外国人料金恐るべし。外観は立派に残っているが、中は何も残っておらず、少し期待外れに終わる。
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最後にシュウェタザールパヤを訪問。無数の仏塔があり、坐像と立像の大仏を始め、仏像もたくさん。
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お茶屋でひと休み。お茶だけ注文しても色々テーブルにずらりと並ぶ。これは食べた分だけチャージされるシステムだ。
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シュウェボには宿泊せず、そのままバスターミナルに移動。モンユワ行きのローカルバスに乗る。
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バスはのどかな田園地帯をひた走る。車窓から見える寺院も立派で、この地域の豊かさが感じられた。
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15時前にモンユワ到着。モンユワは郊外に有名な見どころが多いが、今回は乗り換え地点として立ち寄っただけ。到着してすぐ翌朝のバスチケットを購入し、街の中心に向かった。宿に行く途中で市場の前を通ったが、疲れていたので素通り。
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黄金の仏様を乗せた車が来たなと思ったら、葬儀の車だ。ミャンマーではこれまで一度も見たことがなかったが、この日は2度続けて目にした。
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街の中心部に残る時計塔は、英国植民地時代の名残りだろう。
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ホテルでひと休みし、散歩に出る。ホテルのあるブロックには大きな寺院があり、たくさんの仏様や仏塔が立ち並んでいる。
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この街からチンドウィン川を遡る船旅も人気で、検討したが、一日余計にかかるので明日はほぼ同じ行程をバスで行く。対岸の村までの渡し船も頻発している。対岸には洞窟寺院があるので、この渡し船はツーリストも良く使っているはず。
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夕食に入ったレストランでは、席に着くと同時に注文もしていないのに次々と料理が運ばれてきてびっくり。
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たまたま入った店が小皿料理の食べ放題店だったのだ。注文対応は飲み物のみ。これだけ大量に並べば食べ切れる訳はない。昼の茶店と違ってここは食べ放題で、お代わりももらえる。気に入ったものだけをたくさん食べることもできるのだ。もちろん我々は全品を味わってみた。
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本日も食べ過ぎになってしまったが大満足。ミャンマーの食事はうまい。