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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
13日目 ディマプール→グワハティ
昨日頑張ってディマプールまで来れたので、本日は列車でグワハティへの移動だ。深夜にインターネットで乗車予定の列車の予約をしようとしたが、予約段階ではねられた。朝になって行ってもまた同じ。仕方ないのでまず駅に行って切符を買うことにする。
昨夜遅かったので出かけたのは9時前だ。昨夜バスから降ろされた辺りは私営バス会社の集まる場所である。早朝からバスの出る音がうるさかったが、今は落ち着いている。
駅までは数百メートル。切符売り場がある方に移動する陸橋を越えている時に列車が着いた。この列車一本にこれだけの人が乗っていたのかと感心するほど次々と乗客が降りてきて、ホームは人でいっぱいだ。
インターネット上では指定席のある急行で、徐々に残席が減っていたのに、窓口では全席自由席だといわれ、指定なしの切符を売られた。おかしいと思って案内窓口で切符を見せても同様の回答だ。ネット予約の最後ではねられたのはこれが原因だったのか。先ほど大混雑の列車を見たところなので自由席の列車は嫌だが、仕方ない。昼間にこの区間を走る列車は他にないのだ。
駅からは朝食を探しがてら、市場に向かう。途中、粘土の像を作っている工房があった。かなり精密な像を乾燥させていたのだが、焼いて陶器になるのだろうか?
変わった寺院があるなと思ったらジャイナ教寺院である。ここの向かいに女子高があり、大勢の高校生で溢れている。
ナガの女の子たちは日本人と同じ顔立ちで、女子高生はかわいい。
知らない名前の麺がメニューにあり、ナガ料理かなと店に入った。しかし、それはスナック菓子から作る料理で、笑ってしまった。料理名は菓子の名前でおそらくインド中にあるものだろう。しかし、野菜を入れしっかり味付けをして出て来たので結構うまい。
この店にも女子高生が次々来るが、民族毎に食べ物に嗜好があるのか、こちらに来るのはインド人顔した女の子ばかりで、話をした女の子たちはビハール州やマハーラーシュトラ州の出身者だった。話をしているところに彼女たちの先生も合流し、ミルクティーをごちそうになる。一緒に記念写真などとっていると店の兄ちゃんたちも一緒に納まる。そして店のお兄ちゃんが食事代までいらないといってくれ、御馳走になってしまう。
市場近辺はオートリキシャが大渋滞していた。下手に乗ると痛い目に合いそう。
市場は広くて迷路の様。あまり時間をとるとディマプールに立ち寄った目的である遺跡に行く時間がなくなってしまう。妻は市場をゆっくり見たいというので、ここから別行動し、私は遺跡へ。
カチャリ王国は10世紀から19世紀にかけて東北インドで栄えた王国で、ディマプルはその2代目・13世紀から15世紀にかけての首都だったところ。ディマプール駅の東、徒歩約10分の場所に、このカチャリ王国の遺跡が残っている。大きな石柱の列は一見に値するものだ。
遺跡前の市場で巨大な芋虫発見。その隣にはサナギも売っていた。
駅前の通りにはナガ族の土産物屋も並ぶ。もう少し時間をかけて来たかったなと思うが、もうすぐ列車の時間だ。
かなりぎりぎりの時間に駅へ行くが、列車が遅れており、ホームで待つことに。
そして列車に乗ってみたら、やっぱり指定席の列車・・・。当日朝、インターネットで300席以上の空きを確認していたほどの混み具合なので、空席はあったが、席はバラバラになる。何で駅の窓口ではいい加減な切符の売り方をするのか・・・。
グワハティに着いたらもう夜。最初に値段を聞きに行ったホテルで結婚式をやっていた。
ホテルを決めて、食事に出る。グワハティは東北インドの中心的都市で、アッサム州の州都。ブラマプトラ川に面した街で、川魚がここの名物である。レストランの魚メニューはよって色々あるが、最初の食事はマトンカレーとローカルフィッシュのカレー。
WIFIが必要で中級宿を選んだのにWIFIは途切れ途切れ。これでは困るので明日はSIMカードを買うことにする。