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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
14日目 グワハティ
旅行者に開放されつつあるインド東北7州で唯一最後まで許可書を取らねば入れないのがアルナチャルプラデシュ州である。先延ばしにしてきたこの州への訪問も今回の旅の目的の一つ。許可書の問題がなければ、ディマプルから北上するのがアルナチャルプラデシュへの近道だった。しかしそのルートでは許可書を取れる場所がなく、ここグワハティまでやってきた。
*実際に許可書取得をしようという人のために
アルナチャルプラデシュ州入域許可書(PAP)の取得2019を別に書きました。*
朝はまず許可書申請と食事もとらずに市バスに乗ってベルトラ地区へ。申請場所の確認をしてから近くで朝食をとる。インドの朝食は種類に乏しく、甘いものを好まない私はプリ(揚げパン)の朝食となることが多い。
食べ終わっても時間があるので、チャイを飲む。店の人が日本人と話をしたのは初めてだと喜んでくれ、チャイ代はタダに。
申請は無事に終わった。おそらく今日受領できるが明日になるかもしれないということである。
バスで駅前に戻り、バスターミナルへ。次の目的地であるボンディラへはSUMOと呼ばれる乗り合いジープが、朝6時半。アルナチャルプラデシュ州営バスが朝5時半。私営の夜行バスが19時半にあることが分かった。今日許可書が確実に来ると分かっていれば切符を買ってしまうのだが、明日になれば困るので止めておく。
バスターミナル食堂の看板にメニューがあり、スタッフと一般で値段が違うことを宣伝しているのに笑った。一般値段でも周辺の店より安いのでこの値段でも客は来るだろう。
木の橋を渡って入る小さな市場があったので入ってみる。
やはり魚の種類が多く、魚売り場が一番活気に満ちている。
昼食に入ったレストランのメニュー。魚の種類が非常に多い。料理方法かと思ったが、違いは魚の種類だという。違いを聞いても魚のサイズくらいでしか説明がないので選ぶのが難しい。
13時半頃、いったん宿に戻る。ひと休みしてSIMカードを買いに行こうと思ったが、あっという間に夕方になってしまい、急いで買いに出た。SIMカードを売っている場所は多いが、外国人の登録に色々書類が必要で、直営店に行かねばできないとのこと。遅い時間だったのでオートリキシャに乗ってボーダフォンオフィスまで行った。パスポートコピーやビザコピー、顔写真まで要るのにはまいる。そして難関はインドで連絡のつく携帯番号・・・、ないからSIMが欲しいのに! ホテルのフロントの兄ちゃんの番号をもらっていたのでそれで済ます。SIM代はたったの5ルピー=8円。月々の使用料は229ルピー=370円で、毎日1.5GBのデータ通信と100通のSMS、通話は国内話放題とめちゃくちゃ安い! オーソリゼーションで2時間くらいは使えず、その後スマホでインドの住所を登録しろと言われ、不安は残った。
帰りはもう暗くなっていたが、歩いて宿方向に向かう。色々な屋台が出ていて結構うまそう。モモを食べたいなと見ていたら味見だと2個くれた。この辺りの人はやたら外国人にやさしくありがたい。
ナガランド料理店を見つけ入ってみる。ナガランドはディマプル1泊で終わってしまい、2食しか食べていない。しかも、1食がマニプール料理、もう1食がインドのどこでもある食事だったので、まったくナガランド料理を食べていなかったのだ。メニューを見ると豚だらけで魚だらけのアッサム料理との対比がおもしろい。
豚モツと豚肉・タケノコを選んだが、どちらも非常においしい。メインディッシュ以外のライス、野菜、スープなどは多くの場合食べ放題でどんどんお代わりをくれる。そのうち我々が日本人と知ると店の人が喜んでメインの豚モツまでお代わりをくれ、またしてもお腹いっぱい。
ホテルに戻ると許可書が来ていたので部屋には戻らず、明日朝のSUMOを予約した。
SIMを買って1時間ほどで電波は来たが、データ通信ができない。まずは住所登録をするためにヴォーダフォンの指定番号に電話する。しかし、案内通りにしようとしてもデータ通信ができないので住所登録などできない。ホテルのフロントでチェックしてもらったところ期限切れだという。今日買ったばかりだというと明日から有効になるのではないかといい加減なことをいう。ヴォーダフォンの色んな部署に電話してくれ口頭で住所登録はしてくれたが、期待のデータ通信ができないと買った意味がなく、ショボ~ン。