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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
20日目 テズプール
ホテルの朝食は4種類から選ぶスタイルで、ジャガイモを挟んだパロタを注文。外で食べるものと違って上品で美味しい。下痢は止まったようだが、午前中は部屋で休息。
昼食の時間になって出かける。まずは買ったまま使えていないボーダフォンの店に。ボンディラやタワンでは代理店しかなくらちがあかなかったが、直営店のここではすぐに調べてくれ、コンピュータを少し叩いただけでインターネットも電話も使えるようになった。今までの苦労は何だったのかと思うが、まずはめでたし。
10錠だけ買っていた薬が切れたので次に薬局へ。薬剤師の妻はカウンター内に入って棚を覗き、嬉しそう。
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市場に到着。古めいた建物だが活気があって面白そう。
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アッサム州なのでインド人顔の人がほとんどだが竹製品など、周辺のモンゴロイド系民族の影響があるものも多い。
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ブラマプトラ川に面した街なので、魚売り場は活気がある。グワハティの魚レストランでメニューにあった魚を一通り見せてもらう。
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市場近くのビリヤニ専門店で昼食。盛りが少なく、今の私には良い量だった。
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昼食後、きれいなホテルでのんびりしたいという妻は先にホテルへ。私は一人で観光に出かける。観光といってもテズプルは公園がたくさんあるくらいで、特に何かある訳ではない。しかし、公園と湖とブラマプトラ川のおかげでアッサム州で一番魅力的な都市とまでガイドブックに書かれている。せっかく来たのだから私としてはホテルライフばかりという訳にはいかない。
最初に訪れたのはU字型の湖を含むチトレルカ公園。ゴミだらけの街中とは違い、きれいで裕福そうな人々が散歩している。
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そしてシュリシュリガネーシュマンデール門をくぐってヒンズー寺院へ。
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ヒンズー寺院の裏にブラマプトラ川に面したガートがある。着飾ったインド人観光客が次々に来ては記念写真を撮っている。しかし、ゴミがあちこちにあり残念な景観となっている。
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川沿いに歩いてエギガーヒルに登る。何やら歴史のある丘で、途中には様々な像が配置され、インド人観光客が嬉々として記念撮影をしている。丘の頂上には展望台があり、その上からはブラマプトラ川が見下ろせる。あいにく霞で対岸は見えず、大きな中洲と遠方の橋は良く見えた。
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丘の上までさっさと来てしまい、これでガイドブックにある場所はお終い。思ったよりも早く終わってしまった。街自体は小さいので中心部はすでに歩いており、特にすることはもうない。買い物をして帰るといっていた妻より先に帰るとホテルの人に鍵を開けてもらわねばならない。せっかくSIMカードが使えるようになったし、景色良い場所なのでと、しばらくスマホをいじって時間潰しをしてから宿に戻った。
体調もほぼ良くなり、夕食時には妻待望のインド産ワインを楽しむことにする。ハーフボトルで無税なのに260ルピー=400円以上した。この値段じゃあ輸出はできないとは思うが、意外に美味い。白は甘口だがしっかりした味で、意外にスパイシーなインド料理に合う。赤はワインとしてはかなり好きな味だが、インド料理には合わない。白を料理とともに楽しみ、後から赤はワインのみで楽しんだ。
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せっかくなので夕食はホテルのルームサービス。久しぶりに料理を堪能した夜だった。