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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
22日目 イタナガル→ジロ(ハポリ→シイロ)
朝、SUMO乗り場へ行き、10時半発のジロ行きチケットを購入。そして散歩に出る。昨日は真っ暗で気付かなかったが、昨夜歩いた場所に時計台がある。
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時計台の下には昨日見たのとは違う市場が広がっている。ここでは昨夜見たタケノコの保存食や納豆の他に、ナガランド州のディマプルで見たのと同じ芋虫が売られていた。
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この後昨日も訪れた市場へ。豚肉屋の少年が英語が話せ、市場をぐるりと一緒に歩いてくれたので、色々と通訳してもらうことができ、助かった。
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市場の後は朝食。ニシ族の店を探すが見つからず、ここでも典型的なインドの朝食プリを食べる。
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10時20分のSUMO乗り場へ。人が全く集まっていないようで、かなり待たされた。そして空席がかなりあるまま出発する。
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イタナガル市内や隣のナハルラグン市内では道が渋滞し、なかなか進まない。テズプルやグワハティからジロに行くのなら、ナハルラグンで乗り換える方が良いだろう。アルナチャルプラデシュ州は山ばかりなので、今日も山道をぐんぐん上る。アッサム州のラキンプルからの道と合流するところで昼食休憩。ここのチョウメン(インド風焼きそば)はしっかり麺を炒めており、最近食べたチョウメンの中では断トツにうまい!
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昼食ストップから30分ほど走った場所でSUMOがたくさん停まっていた。我々のSUMOもそこで停車し、時間つぶし。
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走り出してすぐに我々のSUMOがパンク。後続のSUMOが続々と停まってくれる。一人の運転手は手伝ってくれ、他の2~3人の運転手は修理を見ながらあれこれ指図。他の運ちゃんたちは単にだべっている。誰かが故障したら停まるという習慣なのだろう。
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交換したタイヤもパンクしたタイヤもツルツル。これで未舗装路を行くのだからパンクして当然だろう。
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午後4時前にSUMOはジロの中心であるハポリに到着。ジロ渓谷はアパタニ族の住む土地で、ハポリはその中心地となっている。アパタニ族の女性は、伝統的に刺青とノーズプラグ(鼻ピアス)をしていることで知られている。本当にそんな姿の人が普通に会えるのか、写真は気軽に撮れるだろうか、などと思いながら着いたのだが、いきなり会えた。写真も気軽にニコニコしながら撮らせてくれるかわいいおばあちゃん。チップなんて思いもつかない感じで、素敵な出会いでした。
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宿を決めていなかったので、宿探ししながら町を歩く。
鶏足のフライ。インドではあまり見ない鳥足料理だが、中国では人気の食材なので、ここにあっても不思議はない。
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町の宿があまり良くなかたので、シイロ村にあるシイロリゾートをネット予約する。SIMカードを復活させてあるのでいつでもインターネット出来るのはありがたい。宿に着くのは遅くなりそうなので、ハポリで早めの夕食をとる。私は好きなのでまたもチョウメン、妻はフライドライス。チョウメンは昼のに比べて炒めが甘く、フライドライスにすれば良かった。
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ハポリからシイロまでは約4キロ。公共のトランスポートはないので歩く。すぐに日が暮れてしまった。半分くらい歩いたところで車が来たので、ヒッチハイク。シイロリゾートの裏に住んでいるとかで、リゾートの中まで送ってくれた。乗せてくれたおじさんがホームステイをやっているというので、明日はおじさんの家に行くことにする。
シイロリゾートは村はずれにあり、携帯の電波が届かない。なので先ほど入れた予約もフロントには届いていなかったが、予約サイトの画面をこちらで見せてOKとなる。一番安い部屋にしたが、ヒーターがちゃんとあり、お湯も十分に出る。快適な宿でジロの初日の夜を過ごす。