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2019 陸路でミャンマー経由タイからインドへ
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陸路でバンコクからコルカタ+アルナチャルプラデシュ
27日目 →ランギャ→グワハティ
朝4時50分、アッサム州のランギャに到着。早く着いて欲しくないときに限って定刻よりも早く着くのだからまいってしまう。
駅は幹線の乗換駅であるためか、予想外に混雑しており、待合室で休める雰囲気はない。駅前の食堂もいっぱいだ。早すぎるが、少し待つだけだろうと街の中心にあるブータン行バス乗り場に移動する。始発は6時半だが今日はバスがないかもと教えられ、とりあえず待つ。近くでヒンズー教の儀式のようなものをやっていた。
他にバスを待つ人々はいたが、6時半になってもバスオフィスは無人。今日はストライキで一切のバスが走らないとのことだった。ここから50キロのところにブータン国境があり、ブータン側のサムドラップジョンカーという街にはビザなしで入れそうなので、行ってみようと考えていたのだ。タクシーアプリだと片道1000ルピーとでるが、車が見つかりませんとなる。うーん、ブータンには行けないか・・・。
他にバスを待っている人々がタクシーを捕まえ交渉してくれるが、チャーターで5000ルピーが言い値。3000ルピーにまで下がるが、そこまで。乗り合いタクシーが30ルピーなのに、ストの日だからといって足元を見過ぎだ。3輪タクシーなら2000ルピーだったが、それでも馬鹿らしい。
ブータンが初めてならぼられてでも行くところだが、話のタネに立ち寄ろうかなという程度の気持ちだったので行くのは止めた。駅に戻って、食堂に入る。テズプールでも食べたジャガイモパロタを注文。安食堂なのにここのも非常においしい。ジャガイモはパロタに合うのだろう。
バスはないが列車は走っている。明日到着予定だったグワハティに列車で向かう。予約なしの2等席だが、それほど混んでおらず助かった。50キロ走って30ルピー(50円)と安い。これでも急行料金込みで、ローカル列車ならこの半額だ。
明日1泊だけの予定だったグワハティ滞在が2泊になったのでのんびりできる。昨日の早朝にジロを出発し、短い夜行列車で寝ただけだったので、昼過ぎまでホテルでのんびり。
グワハティは、東北インド最大の都市だけあって食べるところはたくさんある。少しおしゃれな店に入りモモを注文したら、日本の餃子に似た形で出てきて、味も日本のに近く美味しかった。
チキンポロウもチキンがライスの下に隠されたおしゃれな盛りで味も良し。
昼食をとっただけで、またホテルに戻り、今度は完全に寝てしまう。次に起きたのはもう夜だ。夕食はチキンタンドーリの店へ。
夕食後はまたまっすぐホテルに戻り、のんびり過ごす。ここからブータン国境へのタクシー料金をアプリで見たら、またも片道1000ルピー。朝の場所から倍の距離なのに・・・。ブータンに行きたければ明日日帰りでも行けるが、そういう気分にはもうならず。見たい場所は終わり、あとはもう日本への道なのだ。