2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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イエメン>2009年01月16日(Fri)
サナア→シバーム→コーカバン→シバーム→サナア
:: 旅617日め : 世界旅89ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ109ヶ国め ::

■サナア近郊観光・2
朝寒い、夜も寒いサナアSana'aにいます。イエメンの首都は標高が高くて寒い寒い。

昨日取ったパーミッション(旅行許可証)はコピーをいっぱいとりました。検問チェックの旅に一枚ずつ奪われていくアイテムなので、つい多めにコピーする人、多いみたいです。コピー屋はこのシステムが導入されてから儲かって仕方ないんじゃ? って思っちゃいます。

今日は、昨日よりもちょっと遠い、シバームShibam&コーカバンKawkaban(またはカウカバン)のセット観光に出かけようと思います。これらはイエメンの「双子の町」として知られるところです。シバームは崖の下の穀倉地帯の町、コーカバンは崖の上の外敵からの籠城のための町。コーカバンは水や食糧をシバームに依存し、シバームは外敵(外部部族)が攻め込んできたときにコーカバンへ避難するのです。上手に役割分担ができていて、今もこれらの町は繁栄しています。

ミニバス、中型バス、乗り合いタクシーと3つの乗り物を乗りついで、サナアからシバームへは3時間ほどかかって到着しました。今日は金曜日で、シバームでは金曜市が出ていました。試食させてくれたオレンジがとっても美味しくて、崖に登ると喉が渇くだろうと、私たちはさっそくそのオレンジを買いました。

あづさは昨日買ったアバヤ(ムスリムの女性が着る黒ずくめの衣装)を着ています。まだ着慣れないけれど、登山もがんばります!

普通なら1時間ほどで登れる崖ですが、あづさがアバヤを着ていたこと、途中眺めの良いところでオレンジを食べたこと、登山の途中もいっぱい写真を撮ったことなどから、コーカバンには1時間半かかって到着しました。もともと標高が2600mほどもあるのに、そんな澄んだ空気の中、さらに崖を登った高台に立つのですから、空気が本当に気持ちよい。一歩空に近づいたことから、空が一層透き通って見えました。

シバームとコウカバン


何より、崖の上に作られたコウカバンの町はとっても見映えがします。お昼どきにはお祈りに向かう男性たちとすれ違いましたが、みんな、白い装束にジャンビーア(お腹の前につける三日月型の短剣)をつけ、伝統的な姿を今も残しています。ホント、イエメンでは男性のかっこよさが画になるんです。こんな体験は西アフリカのモーリタニア以来じゃないかしら?

私たちは、崖の上の町を歩いて見て回ったあと、同じ道を通って下山しました。そしてシバームの町を簡単に歩きました。開いている食堂があったので、昼食を摂り、再び車を乗り継いで、サナアに戻りました。

昨日、今日と、連日頑張って、サナア近郊を観光できました。楽しかった。

でも、一昨日までの日記に書いたように、私たちには陸路オマーンへ向かう移動が阻まれている(現時点で見込みなし)のは、2日経とうが変わるわけがありません。明日、何か脱出の糸口が見つかるといいのですが、どうなることでしょう。
本日の旅
行動 :シバーム&コーカバン観光
朝食 :ギブダ(レバーソテー)、フール(にんにくが利いたつぶし煮豆)、ホブス(アラブの薄パン)、マラック(肉のゆで汁と野菜のスープ)/サナアの食堂
昼食 :サルタ(石鍋にごはんとひき肉ソテーと野菜のトマト煮を入れて強熱し上にきゅうりペーストを乗せたもの)、ホブス(アラブの薄パン)、マラック/シバームの食堂
夕食 :ベール(玉ねぎじゃがトマト青唐辛子トマトピューレ入りスクランブルエッグ)、フール、ルーティ(パン)、シャイハリブ(甘いミルクティー)/サナアの食堂
宿泊 :マナハツーリズムホテルManakha Tourism Hotel

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旅情報
1リアル=0.47円

*シバームへの行き方
サナアからならタフリール広場の北にあるミニバス乗り場からジャーミアへ行き(20リアル、10分)、シバームに行きたいことを伝えて中型バスに乗り換え、途中下車する(20リアル、15分)。下車したところから乗り合いタクシーに乗る(200リアル、1時間)。なお、この旅行の時点で、アデンで取得した旅行許可証(シバーム地域も訪問可能であるとアデンでは言われた)を持っていったにもかかわらず検問チェックでひっかかり、強制下車させられた旅行者がいた。同じ車にいた他の旅行者はサナアで取得した旅行許可証で検問をクリアしている。必ずサナア発行のパーミッションを所有してでかけること。

*コーカバンへの行き方
シバームから崖を登る。石段が組まれているのでハードではない。登り口はシバームから崖に向かって歩けば分かるし、町の人なら絶対知っている。私たちは利用していないが乗り合いタクシーもあった。
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