2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
 旅して » 2人の世界旅 »旅日記 » ギリシャ »
 旅して » 旅紀行 »旅日記 » 世界旅» ギリシャ »
ギリシャ>2009年04月20日(Mon)
アムダラ→イラクリオン→クノッソス→イラクリオン→アムダラ
:: 旅711日め : 世界旅107ヶ国め : 和人218ヶ国め : あづさ126ヶ国め ::

■幻のクノッソスへ
昨日は、レンタカー車中泊4連泊の後の素敵ホテルなので、よく眠れました。キプロスでダイナミックに転んで(しかも両手はカメラを守るために上げた状態で地面に倒れてしまった)肋骨折ったみたい(多分ヒビ?)で、何をやっても痛いのですが(;_;)

さて、クレタCreta島は4000年も前に文明が栄えた、古い歴史をもつ島です。ヨーロッパ最古の文明の発祥地とも言われます。一番の見どころは、「幻のクノッソス」、全盛期に大地震で崩れてしまった、幻の都です。3500年も土の下で眠り、約100年ほど前に発掘されました。

今日は1人6ユーロの入場料が無料の日でした。なんでだろう? イースターマンデー(復活祭の月曜日)だから? 内部では中国の遺産を思わせる朱塗りの柱、ギリシャ絵画の数々、大きな壷などを見て歩けます。見るもののほとんどが修復されたものですが、それでも当時の雰囲気が残るように修復されているのが分かるから、楽しく観光が続けられます。

クノッソス

ミノタウロスの絵もみることができましたよ。上の写真で、朱塗りの柱の壁に黄金の角と赤い身体が見えるのが、それ。ミノタウロスはギリシャ神話に出てくる牛頭人身の怪物で、クノッソス宮殿のラビリンス(迷宮)に閉じ込められたという伝説が残っています。事実、クノッソス宮殿には、地下何階かまで降りられるラビリンス構造の宮殿跡を見下ろせる場所があり、この伝説をちょっと思い出せる場所がありました。観光客は降りられず、あくまで地上から見下ろすだけとなります。

クノッソスの前のバス停近くの商店で、クノッソスの想像図を描いた絵葉書が売られていました。朱塗りの柱でできた巨大なオープンエア宮殿、そこに仕える人の多さなど、当時の予想図には大きく感動しました。

クノッソス観光を終えたら、クレタ島の中心都市イラクリオンHeraklionの港で船の時刻を確認したあと、街を観光しました。ベネツィアンフォート、街中の教会、目抜き通りなどなど。今日もグリークイースター(ギリシャ正教における復活祭)の最中なので、多くの商店が閉まっていて(観光客用のお店なら開いてますけど)、ちょっと寂しいクレタ島観光でした。
本日の旅
行動 :クノッソス観光、イラクリオン観光
朝食 :パン、白バター、ヤオールティメメリ(ヨーグルトのはちみつがけ)、ハム、チーズ、カフェオレ、オレンジジュース/宿
昼食 :ホリセディキ(いわゆるグリークサラダ、玉ねぎ緑ピーマントマトきゅうりオリーブのサラダにフェタチーズが乗っている)、マリダ(小魚の唐揚げ)、フライドポテト、玉ねぎパセリサラダ、ギリシャビール
/イラクリオンのレストラン
夕食 :クルーリ(固い円盤状ごまパン)、パッザーリア(ゆでビーツのサラダ)、オリーブ、ドルマダキア(ビネガーで和えた麦と米をぶどうの葉で包んだもの)、食パン、レモンティー/宿
宿泊 :カストロホテルCastro Hotel ...ギリシャ

関連ページ
行程 行程  お金 お金  写真 写真  お宿 お宿  ご飯 ご飯  ≫2人の世界旅トップ

旅情報
1ユーロ=146.5円

*グリークイースター
イースターホリデー期間は商店やレストランがクローズしたりバス運行が変わったりツアーが休止するなど、旅行者には影響が出る。毎年3~5月の間にグリークイースターが入るので、この時期に旅行する場合はあらかじめイースター期間を調べておくほうがよい。
2009年の場合は、
4月17日(金)聖金曜日(グッドフライデー)
4月18日(土)聖土曜日
4月19日(日)イースターサンデー
4月20日(月)イースターマンデー でした。
ところで、イースターの時期、特別なクッキーを焼く家庭が多いそうです(クルラキァというらしい)。私たちは出会えませんでしたが、食に興味がある方は是非狙ってみてください!