2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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タンザニア>2008年07月06日(Sun)
キルワマソコ→ソマンガ→ダルエスサラーム
:: 旅423日め : 世界旅68ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ89ヶ国め ::

■ダルエスサラームへ
昨日のうちにダルエスサラームDar es Salaam行きの直行バスチケットを買っていたので、今日は朝から移動を開始します。

昨日のキルワキシワニKilwa Kishiwaniの説明でも触れましたが、タンザニアはアラブ人によるアジア-アフリカ交易網の重要な場所だったため、もともとのアフリカ文化に相当のアラブ文化が入り込み、それらは融合してスワヒリと呼ばれる文化になりました。

だから、タンザニアで食べるものといえば(←結局食べ物につながるんかい・・・)、スワヒリ、つまりアラブ色の強い、チャイ(スパイスティー)やチャパティ(アラブ式薄パン)が中心となります。

でね、今日最初のバスストップ(朝食休憩)のソマンガという村で食べたチャパティが美味しくて、しかも店先屋外で、おばちゃんが作り方を見せてくれるのですよ(^^* 「ほらほらここはこうしてしっかり揺するのよ」と言わんばかりにあづさに作り方を教えてくれるのも本当に嬉しくて、日本でも再現できるようにしっかりメモしてきました♪

写真は、そんなソマンガの村。路上の焼き魚屋です。スワヒリ文化を感じる皆の姿が、良いですよね。

ソマンガの路上焼き魚屋

ダルエスサラームは、次の目的地世界遺産ザンジバルZanzibarへの拠点となる都市です。タンザニア随一の都会です。宿を探す前にまず私たちは港へ行き、明日の船代を確認しました。ザンジバルへは明日行こうと思います。

■次の旅計画
私たちは、8月にナミビアのウォルビスベイWalvis Bayから出航するクルーズ船に乗って、セントヘレナSt.Helenaという国の渡航を決めています。たっかーいクルーズ代もすでに支払っています。

当初は、8月ナミビアへ向けて、ここタンザニア→マラウィ→ザンビア→ジンバブエ→ボツワナ→ナミビアと、だいたいはそのような動きを考えていました。

しかし一昨日メールチェックをしたとき、ナミビアからの船が出なくなったことを、知りました。どうやら船故障に続くドッグ入りの結果スケジュールが変更され、船はなんとケープタウンCape Townから出るようです。・・・ショックでした。ケープタウンなんて南も南の端っこ、そこまで行かなくちゃならないだなんて、お金もいっぱいかかっちゃうし、南アフリカまで移動しなくちゃいけないとなると、今まで作っていたスケジュールも台無しです。

今、次の旅計画が見えず、模索状態にいます。計画がなくなってしまったのだから、これからも前向きに旅の道を探そうとは思いますが、この先どうなるか分からない暗中での模索は、ちょっと苦しい・・・。

明日向かうザンジバルは、コモロというインド洋の小国への船が出るポイントでもあります。ひょっとして上手くコモロ行き船が見つかったら、私たちは、コモロ、マイヨット、マダガスカルといった、インド洋の旅に出ているかもしれません。

今日は、つい一昨日までは心の準備がなかったこれらの国のガイドブックを改めて読み、何故か不必要なほどに緊張していたのでした。だって、旅の心積もりがガラリと変わってしまうんだもの。
本日の旅
行動 :キルワマソコからダルエスサラームへ移動
朝食 :ビスケット/バス車内、チャパティ(アラブの薄パン)、Sopa ya Samaki(ソパヤサマキ、白身魚切り身の潮汁)/ソマンガの食堂
昼食 :マイーニ(レバー玉ねぎにんじん緑ピーマンのほんのりスパイスソテー)、フィヤジ(チップス、フライドポテトのこと)、ワリ(にんじんグリーンピース炊き込みごはん)、トマトの少しスパイス風味ソース/ダルエスサラームの食堂
夕食 :ニャマ(肉煮込み)、ワリ(ごはん)、ボガンボーガ(ナスピーマンにんじん玉ねぎの野菜煮込み)、Chai ya Maziwa(チャイヤマジーワ、ミルク入り甘いスパイスティー)/ダルエスサラームの食堂
宿泊 :キボーディアホテリKibodya Hotel

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旅情報
1タンザニアシリング=0.093円
1USドル=111円

*タンザニアの旅で使うお金
タンザニアでは米ドルが流通している。宿や移動費の支払いに米ドルしか受け付けない(もしくはシリング払いにすると明らかに高額になる)ところもある。タンザニアで無駄な出費を抑えて旅行するなら、米ドルは必要だと思う。