2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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タンザニア>2008年07月09日(Wed)
★ストーンタウン→ヌングイ
:: 旅426日め : 世界旅68ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ89ヶ国め ::

■白砂のビーチへ行こう!
ザンジバルZanzibarが有名で人の集まる観光地となっている要因の1つに、そこにはアフリカ屈指の美しいビーチがあることが挙げられると思います。島の東のパジェPajeのビーチ、同じく東のジャンビアニJambianiのビーチ、北のヌングイNungwiのビーチなどが有名ですが、私たちはヌングイを目指しました。

何故って、ザンジバルは夕陽の名所なんですもの! 白砂に座ってペパーミント色の海にオレンジ色のサンセット、ロマンチック~な夕陽を見つめて愛を語らう(そんな必要はないんだけど)のは、東の海岸にいたらできないものね。

北のヌングイビーチは島の岬のようになっている北端にあるので、先端から東に出ればサンライズ、西に出ればサンセットと楽しめるという寸法なのです。また、ザンジバルのビーチはとにかくお高いリゾートプライスなので、唯一キャンプで泊まれる宿をもつヌングイを目指したのも、理由の1つです。

ダラダラと呼ばれる、軽トラックの荷台を改良して屋根とベンチを取り付けた乗り物に乗ること2時間弱で、ヌングイに到着しました。期待していた1人5ドルのキャンプは、ここに居住するマサイ族とのトラブルが続き、1年以上前に政府に禁止されてしまったのだそう。結局、比較的安い値段でビーチバンガロウをもつリゾート宿を見つけることができたので、宿に荷物を置いて、水着に着替え、早速西のビーチに出てみました。

今日は雲が多いので海の色は最初は今ひとつと思いましたが、雲から太陽が出ると、一面わーーっと海の色が青からペパーミントグリーンに変わるのです! 何より、そのペパーミント色の水の底には美しい白砂。ここは本当に美しい海だと思いました。

「ペパーミント色を写真に収めたいー!」と気合を入れて、お高いカメラをそーっとそーっと気をつけて海まで運び、撮った写真がコレ! もっと晴れていたら、もっと綺麗だったんでしょうね。それでもこの美しさですから、この海で泳ぐのは本当に楽しかったです。

ザンジバルの海

ザンジバルは白い珊瑚礁を豊富に持つので、この美しさが出るのかしらね。ともあれ大満足、もちろんサンセットも美しくて大満足! と、これまた今までのアフリカ旅にはない体験を得ることができたのでした。

■次の旅計画
先日の日記(≫7月6日日記)にも書きましたが、ナミビアから出るはずだったクルーズ船が、南アフリカからの出航と、これまた大胆に予定を変えてしまったことで、私たちの旅計画は、ほぼ1から作り直しの憂き目に遭いました。

いろいろな案と作戦を考えながら、当初マラウィやザンビアを経由してナミビアに向かう予定は大きく変わっています。ダルエスサラームDar es Salaamからタンザニア西の果てキゴマKigomaへ行く列車に上手く乗れそうなので、キゴマからブルンジやルワンダ、行けそうならば、あのコンゴ民主(旧ザイール)を目指し、そのあとでケープタウンまで南下するルートを考え、今日も地図や様々なデータを付け合わせて作戦を詰めています。

今日は、これらの国のガイドブックを改めて読み、何故か不必要なほどに緊張していたのでした。だって、旅の心積もりがガラリと変わってしまうんだもの。
本日の旅
行動 :ストーンタウンからヌングイへ移動、ヌングイビーチ堪能
朝食 :なし(移動していた)
昼食 :Pilau(ピラウ、カルダモン丸ごととシナモンが木の皮状態で入った肉入りピラフ、玉ねぎトマト千切りの酢漬け乗せ)/ヌングイの食堂
夕食 :Chips(千切りキャベツ乗せフライドポテト)、コーラ/ヌングイの食堂
宿泊 :バラカビーチバンガロウBaraka Beach Bungalow

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旅情報
1タンザニアシリング=0.093円
1USドル=111円

*ストーンタウンからヌングイへの移動
ストーンタウンの東にあるダラダラ(乗り合いトラック)乗り場から116番のダラダラに乗る。所要2時間弱、1人1500シリング。料金は乗客を巻き込んで最初5000シリングと言ったり、なかなか2000シリングから下げなかったりと、かなり強行なぼったくり。周囲の乗客の支払い額をよーく見て、頑張ってください!