2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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タンザニア>2008年07月16日(Wed)
キゴマ
:: 旅433日め : 世界旅68ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ89ヶ国め ::

■タンザニアの西の果てで過ごす1日
朝、起きた。起き抜け一番、「あ、ダメ、疲れてる・・・」。

2泊3日を、こんな列車(≫こちら)で過ごしたら、やっぱりちょっとのことでは疲れは取れなかったみたい。

「ホントに今日コンゴへの船が出たらやだね」と、疲れた体に正直にそう思う私たちでしたが、頑張って港へ行き、コンゴ民主のウビラUvira行きの船の運航を確認しに行きました。船は2日後の出発になったと聞き、2人でほっとしてしまったのは本当の話です。

私たちが渡航するのは、コンゴ民主(旧ザイール)の東側です。このあたりは反乱軍地域で長い間内戦が続き、近年でも武装勢力による銃撃戦が行われている地域でもあります。私たちは日本にいるときも西アフリカにいるときもコンゴ民主への渡航にはアンテナを張っていて、カメルーンにいるあたりで、ウビラ、ブカブBukavu、ゴマGomaあたりなら渡航可能と判断しました。それでも今日はウビラへ行く直前なのですから、ネットカフェで最新情報の調べ物などもしました。

絵葉書を投函したり、駅に時刻を確認しに行ったり(タンザニアに戻ってきたときのため)もしました。宿に戻って、シーツや上着を含め、大々的に洗濯をもしました。

でも大事なことは、緊張を強いられる国へ行くのだから、疲れをしっかり取ることですよね。

ここキゴマKigomaの町は素朴さがあり、鉄道駅周辺に港も宿も領事館も食堂も集まっていて、意外に便利で、人も悪くなくて、とても好きな感じの町です。ポリスも優しいんですよ。あづさがパイナップル丸ごと1個を300シリング(28円)で買おうとしたら、横にいたポリスが「200シリング(19円)にしてやれよ」ですって(^^*

写真は、路上ごはん屋。「ワリニャマ」(ワリ=ご飯、ニャマ=肉煮込み)を注文したのにお肉が他の人より少ないのは寂しかった(苦笑)。

キゴマの路上ごはん屋

でもまあ、こんなのどかなところで過ごせているのだから、船待ちの滞在地が、ほっと一息つけるこのキゴマで良かったと思います。
本日の旅
行動 :旅計画、旅準備
朝食 :ビスケット、コーヒー/宿
昼食 :ワリニャマ(白いごはんに肉のトマトシチューを添えたもの)、バナナ、チップスマヤーイ(フライドポテト入り卵焼き)、ミシカキ(串焼き)/キゴマの食堂
夕食 :チップス(フライドポテト)、きゅうりトマトサラダ、ビール/宿のバー
宿泊 :クイーンズビレッジQueen's Village

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旅情報
1タンザニアシリング=0.093円
1USドル=111円

*キゴマの港
列車駅近くにタンガニーカ湖畔があり、そのビーチ沿いに船会社と港がある。私たちが問い合わせたコンゴ民主行き船は駅のすぐ近くから出ていた(ザンビア行き船は駅から離れたところ)。基本はスワヒリ語だが、入口警備スタッフは英語が通じる。ただしコンゴ民主の船スタッフはフランス語を話していた。
この港から出国するときには、港内のイミグレーションで出国手続きを行う。