So-glad life blog
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秘境の旅を読む 16Jun2005
秘境の旅を読んで、心が熱くなったことが、2度あります。
1つは写真家新田樹さんの、エチオピア辺境のエッセイ。
辺境を何十時間でも歩いて、誇り高き辺境の種族に逢いに行くというもの。
≫季刊民族学
そしてもう1つは、松本和人さんの、『耐えてアフリカ』
≫旅して~世界206ヶ国&旅と暮らし
「湾岸戦争、マラリア、モザンビーク内戦、ザイールの内戦、強盗・・・・さまざまな苦労に耐えながら旅したアフリカ。苦労を助けてくれる笑顔の人々が住んでいるアフリカ。なぜか私をひきつけて止みません。
今でもあらゆる場面が目に浮かびます。しかしもうあの頃のアフリカはありません。」とは松本さんの言葉(サイトより引用)。
うらやましいな。そして敬意。
私がエチオピアなどに行っても、そこで見るものは、一部の辺境を除いては、文明の流入でした。首都アディスアベバでも「ここは昭和30年代の東京」って日記に書いているのですが・・・分かります?高度成長、新旧の入れ替わり、でも建築技術が甘く、新しくはなりきれないっていう意味なのです(40年代生まれなので見たことないけどさ)。
私がその本に感じるうらやましさには、いろいろあります。
でもその筆頭が、90年代の今は姿を消しゆくアフリカを歩いていらっしゃること。アフリカらしい土臭さや人臭さ、水の匂い砂の匂い虫の匂い油の匂い、様々なものが著書から伝わります。
もう1つ。現在、アフリカ縦断バックパッカーは、私が思うには、エジプト・スーダン・エチオピア・ケニア・・・以下南下というルートが通りやすく人気なのかなと思っています。
でも松本さんの著書では、アルジェリア・ニジェール・ナイジェリア・・・という南下ルートをたどっておられます。サハラの砂と共に旅をする様子に、またまた読んでいて心が熱くなるのでした(*^^*)
苦労された様子が多い(ホントに多いですね、松本さん)あたりが、「これぞ、旅」を伝えてくれます。とても良い本をありがとうございました!