2人の世界旅 日々の記録

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アラブ首長国連邦>2009年02月03日(Tue)
ドバイ
:: 旅635日め : 世界旅91ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ110ヶ国め ::

■ドバイ観光本番!
明日は次の国、バーレーンへ移動する日です。だからこの国最終日を「ドバイDubaiうきうき観光日」に充てました♪

いい天気で良かった!

朝昼兼用で食べた食事はインド料理の安飯屋です。実はドバイに着いた当日は、なかなか安いごはん屋が見つからずにいたのですが、何日かドバイにいると、表通りからは見えないところ、とても店には見えないところ(狭かったり納屋みたいだったり)に、実に安いごはん屋が多いことにも気づきました。良かった良かった。

この国は、アラブ首長国連邦なんていう「アラブな」国名であるにも関わらず、アラブの人は人口の20%くらいしかいないんだそうです、つまりはそれだけ海外からの労働者が多いのです。彼らの労働力を支える1つが、アジア系の安飯食堂というわけですね。ここんとこ、しょっちゅうそういった安飯のお世話になっていました。

さて、クリーク(運河)より北側エリアは、今いる宿があることもあり、ドバイ到着日に観光を済ませてありますから、今日はもちろんクリーク対岸の観光です♪ アブラと呼ばれる水上タクシー乗り場に着いたとき、これよこれこれ!(*^.^*) テレビ番組「あいのり」で嵐たちが乗ってたやつ! なんてちょっとミーハー気分も復活したりして。

アブラ乗船料は1人1ディルハムです。水上から見る超近代的ビルディング群、アブラと一緒に飛んでくれるたくさんの水鳥たち。

水の上って、大好き。

アブラを下船したところはスーク(市場)です。スークを通り、クリーク沿いをお散歩。ヘリテージビレッジ(歴史村)まで歩きました。ここでは、イラン南部まで行かないと見れないと思っていた、仮面をつける伝統的な姿の女性を見ることもできました。歴史村なので神社の巫女さんみたいな感じ? つまり普段からその格好はしていない、その場だけの格好をする人なのでしょうけれど、でも嬉しかったなあ♪

クリーク南岸の、夜店がいっぱい並ぶところを歩いていると、わーお♪やったー♪ 黄金仮面のおばさんたちがいたんです! アラブの国では女性にカメラを向けてはならないとは、ごく一般的なことですが、あづさが「おばさんと一緒に写真に映りたい」と言ったら、気っぷのいいおばさんたち、みんながあづさを歓迎してくれたのです。その、素晴らしい黄金仮面をつけながら。

仮面の女性達

あづさ、今日もイエメンで買ったアバヤを着て、黒オバQになっての観光の巻。
もし洋服を着る、イスラムの世界を乱す格好だったら、あんなに快くは受け入れてくれなかったと思う。

ちなみに黄金仮面はよーく見るほどに不思議な形をしています。目を出しつつ、眉毛・鼻筋・口を隠すのです。なお博物館の展示写真からも、この仮面がUAE女性の伝統的なものであることが分かります。

夜店は、バスタキアBastakia地区のすぐ東にあります。夜店を歩いた帰りにバスタキア地区を通ったら、高級伝統レストラン「バスタキアナイツBastakia Nights」の前で、アラブ伝統衣装を着るおじさんたちが、伝統的な様式で淹れたアラビアコーヒーをご馳走してくれました。砂の上に火をともし、砂の上に腰掛け1つで、満天の星を見ながら飲むスパイシーなコーヒー・・・そんな中世の体験を味わわせてくれたのです。

今日は楽しい観光の1日でした。ドバイは気軽に観光が楽しめるところで、いいですね。

夜10時頃、ドバイ国際空港へ移動しました。今日は空港泊。
明日は早朝便でバーレーンへ移動します。
本日の旅
行動 :ドバイ観光
朝食 :なし(なんとなく)
昼食 :ごはん、ヴァラウ(キャベツのココナッツ和え)、魚の辛いカレー、野菜の酸っぱいカレー、魚の唐揚げ/ドバイの食堂
夕食 :マトンのビリヤニ(2色ライスのピラフに羊肉乗せ)、ミンティヨーグルト(ヨーグルトにミントの葉のみじん切り)、ホダラ(キャベツにんじん玉ねぎきゅうりの生野菜盛り)/ドバイの食堂
宿泊 :ドバイ国際空港

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旅情報
1ディルハム=25.1円

*ドバイクリークを渡る
ドバイクリーク(運河)はアブラと呼ばれる水上タクシーが頻繁に運行している。距離の長短によらず片道1ディルハム。4ディルハムでの観光船もある。