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■頑張ることはできる・3
一昨日、昨日と、各国の領事館や旅行会社を訪問して、今日はそのとどめでしょうか。和人が朝からエジプト領事館とエリトリア領事館(やっと場所が分かった!)に行ってきてくれました。
エリトリアビザはここでは取得不可能。
エジプト情勢は「Much Better」(随分良くなったわ)と言われました。
すでにムバラク大統領は11日をもって辞任をし、デモ隊の要求は呑まれたため、これ以上の反政府デモは起こる由もない。それが「Much Better」なのでしょう。和人はエジプト領事館で情勢について伺い、更にインターネットでも各国情勢を調べた上で、エジプト行きのチケットを買ってきました。「今日の明日」では早過ぎると判断して、明後日のフライトです。
現時点のエジプト周辺国の状況をまとめると、
・アルジェリア→カイロではビザは取れない。無理。
・チュニジア→デモの影響はかなり収まっている。日本人はビザ不要。
・リビア→情勢は大丈夫。チュニジアが平気ならカイロでトランジットビザ(通過ビザ)が取得可能。
・スーダン→情勢は大丈夫。カイロでビザは取れる。
・エリトリア→カイロで最近ビザは取れていない。無理。
従って、カイロに飛んだあと、リビアやスーダンが渡航先のターゲットになります。
「ドバイでやるだけのことはやった」と、頑張れたことが嬉しい。
夜は、アラブのごちそう料理を食べに行きました。
じゅうたんの上で食べる料理の数々。私たちもじゅうたんの上でごはんを食べました。
隣のスペースにいたアラブ人のおじさんたちのように。
(※リビアはこの直後デモが始まり激しい内戦に突入しますが、その政変開始は2月16日と報道されています。今日見ているのは16日付けの国際ニュースであり、2月16日のデモ開始の情報はまだ入ってきていません。「リビア→情勢は大丈夫」と今日の日記に記述しているのはそういう事情によります。)
本日の旅
行動 :領事館めぐり、旅準備・旅計画
朝食 :ホブズ(薄パン)、ラブナ(ねっとりヨーグルト)、ミックスピクルス、ラブナとホブズでチーズケーキロール、コーヒー/宿
昼食 :ラブナとホブズでチーズケーキロール、紅茶/宿
夕食 :ウォソラ(ゆで羊肉固まりとスパイス炊きライス)、ティッカローブラッハム(羊肉ヨーグルト漬けをあぶり焼きにしたもの)、ホブズ、ホムス(ヒヨコマメペースト)、サルワ(野菜カレー)、マラック(羊肉ゆで汁スープ)、ファタモウズ(バナナマッシュ)、ファタタマル(なつめマッシュ)/ドバイの食堂
宿泊 :ニアワランゲストハウスNiawaran GUEST HOUSE
旅情報
1ディルハム=23.3円
*ゴールドスーク近くの美味しいホブズ屋
宿代が高さから滞在コストが高いドバイでは食べるものを買って部屋で食事を摂る機会も多いと思う。安宿が集まるゴールドスークの、西の門を出て目の前の道を右に進んで10mくらいのところで右を見ると小さな釜焼きパン屋がある。地元の人は「パキスターニー」(パキスタン人の店)と呼ぶのを聞いたが、実際は「アフガニー」(アフガニスタン人の店)。大きくて美味しいホブズが1枚1ディルハム。昼12時からと夜5時から販売。