2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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アルゼンチン>2010年01月31日(Sun)
★ゲメス→レシステンシア行き夜行バス
:: 旅997日め : 世界旅177国め : 和人235ヶ国め : あづさ190ヶ国め ::

■アルゼンチンでアサードパーティー♪
昨日出会った日系二世の「ハマダさん」は、日本語はまったく話せないものの、朝から私たちと良いコミュニケーションをとってくれました。今日は昼まで道場で練習とのことで、私たちは荷造りを終えたあとは、道場のベンチに座ってアルゼンチン人の合気道(でも本格的!)を見ていました。ハマダさんは、皆から「センセイ」と呼ばれています。皆の基本的な会話はスペイン語なのですが、アイキドウとかセンセイといった重要な単語は日本語を使っているのですね。

昼になり、みんなで車に分乗して、今は夏休みで閉校中の学校へ向かいました。そこが今日のアサードパーティーの会場です♪

「アサード」とは、肉やチョリソーソーセージなどを豪快にグリルしたもので、噂によるとアルゼンチン政府がユネスコの世界遺産に申請(無形文化遺産への申請)した3つの食のうちの1つだそうです。あまりちゃんと調べていないので不確定情報ですけど、このあたり、時間があるときに調べてみようと思っています。

アルゼンチン人は本当にお肉が大好き! 今日は、コスティージャ(あばら周りの肉)やチョリソー(香辛料の利いたソーセージ)、ポジョ(チキン)などなど、たっぷりの肉を校舎の一角で焼いています。豪快です。

アサードはもちろん美味しかったし、アサードパーティーに参加した老夫婦のタンゴの踊りも素敵だった。みんな合気道の先生または生徒ですから、親日家なのはまちがいなく、私たちに本当に友好的に接してくれます。ワインもビールもたくさん飲んだし、お肉もお腹がはちきれる寸前までいっぱい食べちゃいましたよ(^^ゞ アルゼンチンで本場のアサードを、しかもレストランのようなよそ行きスタイルではなく、みんなが普段からやっているスタイルのアサードに出会えて、嬉しいことこの上ありません。

アルゼンチン

お別れは名残惜しいけれど、本当に本当に楽しい時間を過ごせて、私たちのゲメスGuemes滞在はひょっとして今回のアルゼンチンの旅の筆頭の思い出になりそうな気がするほどです。昨日、ここに着いて、あると踏んでいた宿がなくて落胆していたあの状況からみると、ホント一発逆転起死回生の大勝利のようです。

ゲメスはアルゼンチン北部の交通の要所で、ここから各方面へとバスが出ています。私たちは次に向かうパラグアイへ向けて、レシステンシアResistencia行き夜行バスに乗りました。明日の朝レシステンシアに着いたらそのままパラグアイへ入るバスに乗り、パラグアイの首都アスンシオンAsuncionまで一気に移動を続けるつもりです。

始終優しかったハマダさんや、ハマダさんに従事する合気道の生徒のアルゼンチン人のみんなには、また会いたいなと心から思います。本当に素晴らしいひとときと思い出をありがとうございました!
本日の旅
行動 :ゲメス観光、アサードパーティー、ゲメスからレシステンシア行き夜行バスに乗る
朝食 :チーズ、パン、コーヒー/総合体育館宿舎
昼食 :アサード(チョリソー(香辛料ソーセージ)コスティージャ(リブ肉)ポジョ(鶏肉))、ビール3種、赤ワイン、コーラ、pollo al horno(ポジョアルオルノ、チキンのオーブン焼き)、ensalada(エンサラダ、レタスと玉ねぎ、トマトと玉ねぎ)、arroz(アロース、トマト赤ピーマン炊き込みごはん)/ゲメスの夏休み中の学校校舎
夕食 :なし(お腹いっぱい)
宿泊 :レシステンシア行き夜行バス
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旅情報
1ペソ=24.6円

*ゲメスからパラグアイへ入る方法
私たちが使ったのは、ゲメスからレシステンシアヘ行き、アスンシオン行きバスに乗る方法。その他アスンシオンの川の対岸のクロリンダへ行くバスも出ている。ゲメスから出るバスは多くがフフイ発かサルタ発なので、バスの到着時間は不安定であることに注意。