2人の世界旅 日々の記録

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アルメニア>2009年03月08日(Sun)
エレバン→トビリシ行き夜行列車
:: 旅668日め : 世界旅98ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ117ヶ国め ::

■アルメニアを経つ日
あづさ、二日酔い(爆)
和人、風邪で発熱。

とうとう、2人して絶不調を迎える朝となりました。

ここエレバンYerevanからトビリシTbilisiに戻る列車は隔日運行で、それが今日に当たります。だから、あづさは辛くてもバスに乗って列車駅に行き、夜行列車の切符を買ってきました。

でも、あづさの体調不良は、ウォッカだけが原因ではなかったようです。

午後になり、尿が血尿になりました。多分・・・推測するしかできませんが、排尿痛も激しく、急性膀胱炎です。治療はグラム陰性菌用抗生物質、放置すると腎盂腎炎になる、と、さっと思い出せることがこれしかなく、かなり不安が大きく心細い・・・。別の疾患の可能性もあるし・・・。

でもまずは薬を飲んで様子を見ようと、病院へは行かず、夜行列車に乗りました。薬は、手持ちの中から、勘で、深部移行性に期待しながらレボフロキサシン水和物(クラビット)と、もう1つ、急性膀胱炎には定番と記憶しているセフェム系抗生物質を選びました。急性膀胱炎は頻尿が主症状の1つなのですが、列車の出発時刻まではトイレのカギが開かないはずなのに、1ヶ所扉が壊れていて、いつでもトイレに行ける状態になっていたのが、大変に有り難く感じました。

トビリシへはバスで移動することもできるのですが、今日ばかりは、寝ながら移動できる夜行列車を選択して、本当に良かった。

エレバン駅

写真はエレバン駅。駅のてっぺん、見て見て! 今は無き、ソビエト連邦の国章ですよ。
かつてスターリンが強いた政策は、呪いのように、今もアルメニアを苦しめています。
本日の旅
行動 :エレバン発夜行列車に乗る
朝食 :スジュ(黒サラミ)とネギを敷いて上に卵を落として加熱したもの、じゃがいもソテー、パン、コーヒー/マロちゃんち
昼食 :朝と同じ、トマトソテー/マロちゃんち
夕食 :スジュ、basturma(バストゥルマ、牛肉にねっとりスパイスを厚くぬり日干しにして薄切りにしたもの)、ねぎ、パン/トビリシ行き夜行列車
宿泊 :トビリシ行き夜行列車

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旅情報
1ドラム=0.283円

*エレバンからトビリシへの列車
4クラスある。1等寝台8186ドラム、クッペ(2等寝台)4037ドラム、プラツカ(3等開放寝台)2519ドラム、4等1871ドラム。4等は座席と思っていたら、座面に横になって眠れるようだった。私たちはプラツカに乗りましたが、これなら4等で良かったかも。なお、駅インフォメーションでもチケット販売窓口でも切り上げ価格を要求してくるので、窓口の周辺をじっくりみて、こっそり貼ってある掲示物から正規料金を把握し、きちんとおつりをもらおう。
なお、シーツと寝袋持参で乗車したのに、車掌に車内レンタル寝具を借りるよう脅され断るのに時間がかかった。持参シーツで問題なく寝ている他の乗客もいたので、余計なお金は払わないよう頑張ろう。運行は隔日、所要時間15時間(19時→翌10時)。