2人の世界旅 日々の記録

■イスラエルの旅を終えて
写真は、今いるテルアビブの街です。



今日は土曜日、ユダヤ人の安息日（※ユダヤでは金曜日没から土曜日没までが安息日で労働が禁じられる）で、お店も閉まっていますから、日中は家でのんびり過ごすことにしました。マヤちゃんちに泊まっているフランス人旅行者も同様に自分の時間を過ごしています。

夜、安息日が明けたので（繰り返しますが土曜日日没からが安息日（いわゆる週末）明けです）、マヤちゃんたちはそわそわしていますよ。一緒に巨大ショッピングセンターに行ったら、夜９時とは思えない、開店早々駐車場満車の人気大御礼状態となっていました。

私たちは明日の朝５時には空港にいなければならず、夜中３時台という恐ろしい時間帯の列車に乗らなければならないのですが、始発が夜１０時半（だって土曜日日没が週明けなんだもん）というイスラエルの不思議な列車体験もできました。


さあいよいよキプロスへ移動します。１年半ぶりの、ヨーロッパとの再会です。

ここでイスラエルの旅を出来たことは、貴重なるユダヤ人とのふれあいの旅。
ここでパレスチナの旅を出来たことは、この世界旅にとって、アラブの旅の締めくくり。

そして、私たちは、イスラエルで、いったんアジアの旅を終了します。

今年１月に急遽イエメンへ上陸し、以降、オマーン、アラブ首長国連邦、バーレーン、カタール、クウェート、イラン、アゼルバイジャン、グルジア、アルメニア、トルコ、イラク、シリア、レバノン、ヨルダン、イスラエル、パレスチナ・・・３ヶ月で１７ヶ国の西アジアの旅は、楽しく、充実、ちょっと忙しく、大満足です。


最後になりますが。
和人がこの旅日記「イスラエル＆パレスチナ編」を読んで、「いやー史上初の大作だった」と言いました。
（じゃあそれまでの旅日記っていったい・・・ぼそっ）

入国日の日記にも書いたように、これを書く私の視点は、「イスラエルや宗教関連事項に馴染みがなくても読んでもらえるよう、説明を取り入れるように心がけた」ことにあります。また、「ほんとよく書いたな」という和人の声にあづさは「だって後になると書けなくなるもん」と答えました。旅の記憶は薄れる一方だから、自分のためにも書き留めました。そして、次にイスラエルに行く人の、観光のための知識バックグラウンドにもなればいいなと想像を膨らませながら、時間をかけて、丁寧に日記作成をしたつもりです。

やっぱり長かった？　ごめんね。でも、読んでくれた人へ伝えたい。

読んでくれて本当にありがとうございました！