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■やっとゴプラムに会えた
ティルチラパッリTiruchirappalli駅、朝5時下車。まだ暗くてひんやりと寒いです。駅にバックパックやリュックを預けて身軽になって、暗い中バスターミナルへ向けて歩きました。「スリランガナータスワーミ!」(ランガナータスワーミ寺院)と行き先を確認して、バスに乗って、見事なゴプラム(門塔)のある寺院へ。
未明から多くの人がこのヒンドゥー寺院に集まっています。ここはこれだけ多くの人が巡礼に来る場所なのです。ちなみに靴と靴下を脱いで敷地に入らなければなりません。みんなそうしています。
見事な寺、感激!すごい! 七重の寺壁に21個のゴプラムがあるとのことですが、その全部を見ることができなくても、見事なゴプラムを幾つか見るだけで、かなり心を奪われます。彫刻が豊富に施された典型的な南インド様式のゴプラムは、今までもいろいろなところで見てきました。モーリシャス、フィジー、マレーシア・・・などなどインド人が多く住む国で。でも今、その「本家本元」に来ているのです。
ゴプラムにはインドの伝承に出てくる神々が掘られており、色とりどりに彩色された彫刻は、見ていて飽きません。その彫刻はまた、インドネシアのワヤンオランで見た舞台衣装を彷彿とさせました。ワヤンオランがインドの伝承を舞台化したものであることを思い出し、遠い国2つがつながっているのだということを再認識しました。
その後は、岩の上のフォートを観光し、旧市街を歩き、バスに乗って駅に戻りました。
さて次はタンジャブールに行きましょう。
午前中はもうタンジャブール行きの列車がないようでしたので、バスに乗りました。タンジャブールには1時間ちょっとで到着しました。到着して、次のチケットを買いに別ターミナルへ移動して、明日のウーティOoty行き夜行バスのチケットを購入。1人220ルピー、400円ちょっとで宿代も浮いて移動できる安いチケット・・・のはずなのですが、インドの物価感覚に慣れてきた今は「220ルピー」とはものすごく高額に見えます(^^ゞ
本日の旅
行動 :ティルチラパッリ下車、ティルチラパッリ観光、タンジャブールへ移動
朝食 :ドーサ(米豆粉クレープ)、グリーンチャツネ(青唐辛子と固形ココナッツ砕きのソース)、ココナッツチャツネ(固形ココナッツ砕きと唐辛子のソース)、サンバル(豆カレー)、コーヒー(カフェオレ)、チャーイ(ミルクティー)/ティルチラパッリの食堂
昼食 :なし(部屋で休息)
夕食 :ミールス(サンバル(さらさらカレー)、ラッサム(酸味スープ)その他とライスのセット/タンジャブールの食堂
宿泊 :アンブロッジANBU LODGE
旅情報
1ルピー=2円
*ティルチラパッリ駅の荷物預かり所
駅の正面出口近くに荷物預かり所があります。1つ10ルピー。