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■茶畑を行く高原列車の旅
プリーPuriを出てからもうすぐ1週間。ずっと夜行列車や夜行バスの連続で激しく動いてきています。町に泊まっても1泊だけで、次々動くことの連続ですね。もう少しこの移動の連続を、ケララ州に着くまで頑張ります。
さて、今は高原地ウーティOotyに来ています。
インド人ではなくイギリス人が自分たちの避暑地として作ってきた町。そこには、おそらく自分たちの町に物や人を運ぶために作られたのが事の始まりであろう、小さな列車が開通しています。今やその列車は「トイトレイン -おもちゃの列車- 」として、外国人にもインド人にも人気のアトラクション化しています。何気に世界遺産にも登録されている物件ですし、面白そうなので、それに興味を持ってウーティまでやってきています。
午後2時に、トイトレイン出発!! 列車は立ち席が出るほど込んでいましたが、私たちと、一緒にいたエリちゃんはばっちり良い座席を確保できました(^_^)V
茶畑を通る列車。
山も、谷も、渓谷も、いろいろな風景を見せてくれて素晴らしい。
時々、広大な茶畑が視野に入ってきます。これがかの有名なニルギリティーの産地なのですね! 美味しいチョコレートを口に含みながら、良い景色を列車から眺めながら、列車は大自然の中を進んでいきます。途中少し長めに停車するヒルグローブHill Grove駅では観光客は皆下車して写真撮影を楽しんでいました。
およそ3時間半の楽しい「おもちゃの列車旅」、無事終了! メットゥパラヤムMettupalayam駅で下車して、コインバトールCoimbatore駅までエリちゃんと一緒に行ってそこでお別れしました。本当はここコインバトールで宿泊することも考えていましたが、今日の日記の冒頭にも書いたように、ケララ州のコーチンに着くまで移動の連続を頑張りきって、コーチンでのんびり過ごそうと考えています。セカンドクラスの列車は立ち席や床寝まで人があふれていて、かろうじて私たちが入り込んだのは、端っこの車両の、身体障害者用の小さなコンパートメント(ちなみに乗っているインド人は健常者ばかり、笑)。なんとかここで床寝するスペースが確保でき、夜0時に、コーチンへ向けて列車は出発しました。
本日の旅
行動 :ウーティからコインバトールへ移動、高原列車の旅、コーチン行き夜行列車に乗る
朝食 :ドーサ(豆米粉クレープ)、サンバル(さらさら汁カレー)、ココナッツチャツネ(ココナツ固形部分の粉砕とトマト唐辛子のソース)/ウーティの食堂
昼食 :ミールス(ポリヤル(野菜炒め物)2種、ごはん、サンバル(さらさらカレー)、ラッサム(酸味スープ)、ヨーグルト、ピックル(レモン唐辛子漬け)のセット)/ウーティの食堂
夕食 :コーヒー(カフェオレ)、イドゥリ(米豆粉蒸し)、ココナッツチャツネ、マサラ(カレー汁)/コインバトール駅の食堂
宿泊 :コーチン行き夜行列車
旅情報
1ルピー=2円
*ウーティから乗るトイトレイン
メットゥパラヤムまで所要3時間半、8ルピー。1等車両も大して座席が変わらない上に運賃が何十倍もして更に予約料金がかかる。列車到着前にちゃんとホームにいて、早めに乗り込めば、問題ない。