2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ウガンダ>2008年07月30日(Wed)
カシンディ→ムポンドウェ→ブウェラ→カセセ
:: 旅447日め : 世界旅70ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ91ヶ国め ::

■おばさんたちとのお別れ
さあ、今日こそはウガンダへ行きます。仲良くなった人々とのお別れは本当に寂しいことだけど、お世話になったベルナデットおばさんとも、意を決してお別れしなければ、・・・旅していていると何度も訪れる、やりきれない気持ちがつのる瞬間です。

朝は2人でカシンディKasindiの町を散歩しました。

カシンディの市場

朝食を摂り、残ったコンゴフランをウガンダシリングに替えたらすぐにウガンダへ行くはずだった。・・・なのに・・・

宿のすぐ近くまで戻ると、子供たちやおばさんたちが、私たちを待っていました。私たちを、探しているようでした。私たちを見つけ、子供2人(バミラちゃん10歳とマシアナちゃん7歳)が嬉しそうな顔をしたとき、今日早々にお別れすることに申し訳なくなってしまいました。「市場で朝ごはんを食べてきた」と伝えても、おばさんは「でもここでも食事していきなさいよ、ね!ね!」と、またもてなしてくれるのです。そして出国手続きも両替も手伝ってくれ、その上、ウガンダ国境まで一緒に歩いてきてくれるのです。

ウガンダ入国手続きの間も待っていてくれ、さらに、私たちが今日の目的地であるカセセKasese行きのミニバスが集まるところまで一緒に行ってくれ、バスにちゃんと乗るところまで見届けてくれました。

ベルナデットおばさんには、言葉も出ないほど、感謝の気持ちでいっぱいです。思い起こせば、治安と危険性から緊張していたバス移動の日、車内で偶然出会って、行き先が同じというだけで、私たちを最初からゲストのようにもてなしてくれました。つい「泊まりたい」とおばさんの家で言ってしまったときも、あづさの手をバンバンと叩いて大声を出して喜んでくれたおばさん。ベニの観光、ピグミー村への訪問、美味しい家庭料理、コンゴザイールの民家暮らし、・・・それらすべてが、おばさんがいてくれたからこそ得ることのできた、宝物なのです。

友達が多く、携帯電話(つまりお友達とのおしゃべり)が大好きで、陽気で、世話好きで・・・、私たちも初めての家にお邪魔するときはどうしても緊張するものですが、おばさんの陽気さとフレンドリーさのおかげで、緊張は少なく、楽しさと思い出はたくさん残せたました。本当に、本当に、本当にありがとう。

■日程リミット
バスは2時間弱で、無事にカセセに着きました。さて実は、私たちには、ここから先の大きな課題が残されています。

8月20日に、南アフリカのケープタウンCape Townから、セントヘレナSt.Helenaという国へ行くためのクルーズ船に乗ることが決まっています。

しかしそこまでの20日間で、ウガンダ→ルワンダ→ブルンジ→タンザニア→ザンビア→ナミビア→南アフリカ・・・訪れる国だけみても、もう、明らかにきつい移動であることが見え見えです。直線距離だって4000kmあるのに・・・。コンゴ民主の旅を、途中のブカブやゴマであきらめずに、最終的にはベニBeniまで行き満足いく内容で長引かせてしまっただけに、そのしわ寄せがこわいです。

これからはハイペースで移動を続けることになるでしょう。ザンビアでビクトリアフォールズ観光を終えて日程リミットまでに南アフリカ入りができるかどうか、これからが真剣勝負です。
本日の旅
行動 :カシンディ観光、カシンディからカセセへ移動、コンゴ民主出国、ウガンダ入国
朝食 :Bugali(ブガリ、マニオクの粉で作ったもち状のもの)、Samaki(サマキ、白身魚切り身のトマト煮)/カシンディの食堂、トースト、トマト入りオムレツ、ミルクティー/宿のバーレストラン
昼食 :なし(朝からお腹いっぱい)
夕食 :イニャマイエーテ(玉ねぎやトマトが溶けているがスープが透き通った塩味濃い目のビーフシチュー)、ムチェーリ(白いごはん)、ムカロ(生ピーナッツを皮ごとミキサーにかけてどろどろにしたスープにスモークビーフの塊が具に入っている)、Matooke(マトケ、皮の青い甘くないバナナをゆでてねっとりマッシュにしたもの)/カセセの食堂
宿泊 :テバカモダナイズドロッジTebaka Modernised Lodge

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旅情報
1コンゴフラン=0.2円
1ウガンダシリング=0.07円

*国境で取るウガンダビザ
コンゴ民主共和国と接するムポンドウェ国境で取得。トランジットビザは無くなっており、30日滞在可能なシングルビザのみ発給していた。50USドル。ダブルビザも出していない。
写真、パスポートコピー、イエローカードなどは不要。