2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ウガンダ>2008年07月31日(Thu)
カセセ→カンパラ
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■ウガンダ急ぎ足
本当は6月出航の船を目指していったん6月のケープタウンCape Town入りを目指していました。しかし思い描いたようにはうまくいかず、様々な船事情と照らし合わせて、セントヘレナSt.Helena行き船に8月20日上船のチケットを購入することになってしまいました。6~8月の2ヶ月あまりの時間を、他のアフリカの国めぐりに当てるわけですが、当時考えていたその候補は以下の通りでした。

1)インド洋諸国めぐり(マダガスカル、セイシェル、レユニオン、モーリシャス、コモロ、マイヨット)
2)南部アフリカめぐり(レソト、スワジランド、モザンビーク、ジンバブエ、マラウィ、ザンビア、ボツワナ)

・・・で、実際は、2のルートをとりながらも、モザンビークからタンザニアへ来てしまい、そしてコンゴ民主から今、北アフリカスーダンに近いウガンダまで北上しちゃったわけです(笑)。無計画なのではなく、いつも何通りもあるパターンから先の日程も何通りも管理しながら動いているのですが、当初からは意外なほどに北に来てしまいましたね。

さて、そうなるとここからはハイペースで南へ戻らねばなりません。今日はウガンダ南部の町へ行ってそのままルワンダ入国・・・と思っていましたが、ラウンドアバウト近くの路上でバスを待っていたら、最初に来たのは首都カンパラKampara行きバスでした。カンパラはカセセKaseseからは東に位置するので、南下とは逆行に近くなりますが、それでも今後の日程調整でケープタウン入りには間に合うだろうことからと、カンパラ行きバスに乗りました。

バス車窓から、魔の山ルウェンゾリ山塊。雲がかかっていて山は見えません。
ナイル河の源流と言われるその山は、年にほんの数日しか山頂を見ることができない山。
だから、雲がかかっていても、それこそが、ルウェンゾリらしい。
本当はこの山を歩きたかったなぁと、未練がましく雲の先のルウェンゾリを偲んでいました。

バスはクイーンエリザベス国立公園内を走ります。動物たちが見られるんです。今日は乗客が少ないから、動物が見えると運転手が速度を落としてくれてプチサファリ気分♪ サバンナらしい風景にゾウさんが見えたときは、嬉しかった。

バナナの林、バナナの森。バナナを運ぶ人。ウガンダは、バナナ天国ですね。この国では、バナナはおやつや果物としてというよりむしろ、日本人の米のごとく、主食として国民の命を支えるんですよ。

バナナ

茶摘み(ウガンダは茶の産地でもあります)、草原や丘の一面の緑。
ウガンダは、本当に緑が豊かな国だと思います。

カセセからカンパラへいくのに、いったんムバララMbararaを通るので、北半球から南半球へ、もういちど北半球へと移動します。1日で2度も赤道を越える(赤道モニュメントを見かけるので分かります)、そんな移動体験もできた一日でした。
本日の旅
行動 :カセセからカンパラへ移動
朝食 :コーヒー、パン/宿、チャパティ/路上ごはん屋
昼食 :Gonja(ゴンジャ、ほとんどイモのような食感の焼きバナナ)、チャパティ、ニャマヤブジ(ヤギ肉の串焼き)/バス車内
夕食 :ビーフシチュー、Posho(ポショ、トウモロコシ粉をお湯で炊いたもの)、ロコチリ(辛いピマンペースト)、ビール
宿泊 :トラベラーズインTraveller's Inn

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旅情報
1シリング=0.07円

*カセセからカンパラへの移動
直行バスは出ていないので、ラウンドアバウトまで出て路上でバスを拾う(客引きもいるのでどこで乗るかは分かると思う)。1人15000シリング、所要8時間。
また、カセセからいったんフォートポータルに行って乗り換える方法と、カセセからムバララへ行って乗り換える方法もある。