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■2度目のウガンダです
ナイロビを夜行バスで出て、国境に着いたのが朝8時前。道が良かったので比較的良く眠れました。ケニア側国境で出国手続きをしたら歩いてすぐウガンダ側国境です。高いなーと思いながらも1人50US$のビザを払っての、ウガンダ再入国を果たしました。
国境で少年からバナナを買いました。
「バナナといえばウガンダ」は過言ですが、「ウガンダといえばバナナ」とは良い図式ではないでしょうか(*^-^*) 主食のマトケだってバナナですからね。そんなわけで、バナナを食べ始めたらウガンダ再入国を妙に実感できました(笑)
朝10時にムバレMbaleに到着しました。ここはエルゴン山登山の拠点の町で、これといって変わったこともない、よくあるウガンダの町。商店も多く平和で賑やかな町です。
私たちがこれから向かうは、まず第一関門としてグルGulu。ここはウガンダ内戦時、反政府軍の拠点だった町であり、戦闘行為が繰り広げられていた1つでもあります。ウガンダ政府軍と反政府軍は2006年に停戦合意に調停していますが、ウガンダはつい最近(先々月)内戦が勃発したコンゴ民主(旧ザイール)北東部やかのスーダン南部と接していることもあり、政情不安定の要素は拭いきれません。
しかし1年半前、私たちの世界旅出発前の外務省渡航情報では、ウガンダ北部全域に退避勧告が出ていたのに、現在は危険度が2段階も引き下げられています。コンゴ民主、コートジボワール、ソマリアなどなど、退避勧告が発出されたアフリカの国はほかにもありますが、こんなに顕著に危険度が下がったのは、ウガンダが最たるものではないでしょうか。
また、前回ウガンダに来たとき(今年8月)、首都カンパラKampalaで、何と北ウガンダのグルを通って南スーダンのジュバJubaへ行くバスを見つけました。もう1年近く前から運行しているのだそうです。毎日バスが走るようになったということは、今はかなり平和を取り戻したということ・・・?。しかし旅の最大手WEB掲示板「Lonely Planet Thorn Tree Travel Forum」でさえその道を通った旅行者の情報は得られません。
北ウガンダの先は、長きに亘って旅行者を阻んできた、20年以上も内戦を続けてきた南スーダン。今が行けるときならば、行ってみようと、ケニアのナイロビNairobi滞在中に決断しました。
さて、長くなりましたが、そんなわけで立ち寄ったムバレの町。宿探しやキャッシングなど、いつも行うことを済ませたら、年賀状の宛名書きなど、歳末らしいこともこなしました。
北ウガンダのグルへ移動するバスについては、明日ターミナルへ聞きに行こうと思います。
本日の旅
行動 :ムバレ到着、年賀状など
朝食 :バナナ/ウガンダ側国境路上
昼食 :マトケ(甘くないバナナのマッシュ)、ニャマ(肉トマト煮)、チャイ(甘いミルクティー)/ムバレの食堂
夕食 :ワリ(にんじん少々炊き込みご飯)、beans(豆のミルクトマト煮)/ムバレの食堂
宿泊 :サヨラゲストハウスSayora Guest House
旅情報
1ケニアシリング=1.3円
1ウガンダシリング=0.05円
*国境で取るウガンダビザ
ケニアナイロビからの幹線道路にあるマラバ国境にて、シングルビザ50US$。ダブルやマルチ、トランジットビザ等は発給していない。写真やパスポートコピー等も不要。