2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ウルグアイ>2010年02月14日(Sun)
★パイサンドゥ
:: 旅1011日め : 世界旅179ヶ国め : 和人235ヶ国め : あづさ192ヶ国め ::

■南米のカルナバル
宿を出て、バスターミナルまで各種方面の時刻表を確認しに行こうとすると、宿の受付のおじさんが「今日はカルナバルだよ」と言ってくれました。カルナバルは、英語でカーニバル、日本語では謝肉祭のことで、カーニバルを目的に南米を旅する人もいるくらい、旅のハイライトの1つと言えます。有名なものとしてはブラジルの「リオのカーニバル」などがあります。そして「南米のどこかでカルナバルを見たい」と思っていたあづさには、今いるこの町でちょうどカルナバルがあるだなんて、とっても嬉しい朗報だったわけです。

カルナバルは夜始まるとのことですから、昼間はどこか居心地のよいところで長居しましょうか。で、昨日も行った、お惣菜も販売している美味しいパナデリア(パン屋さん)に行き、今日は店内のテーヴルに着いて牛タン料理とグラタンとワインに舌鼓をうってきたわけです♪♪ ビネガー(酢)を少し入れてゆで卵と一緒にマリネにした牛タン、絶品だったなああああ♪♪ 昨日からずっと近寄ってきてくれるおじいちゃん(パナデリアの店長)は、今日は私たちにワインを継いでくれましたよ。

パン屋のすぐ近くには、青空市場。ごく自然の笑顔で野菜を売る人々の顔なんて、観光地では見られるものではありません。新鮮な野菜が青々として売られていて、これを見るだけでもパイサンドゥに来た甲斐があると感じたほどです。

その後の暑い時間帯は宿の中で過ごしました。そして夜9時になり、いよいよカルナバル開始です。メインストリートの両端には、椅子がずらりと並べられ、椅子に座って鑑賞したい人は「お席料」として20ペソ(約100円)を支払います。私たちももちろん払いましたよぉ~(*^o^*)

カルナバル、面白かったです!! 踊る人や歌う人は、長いメインストリートの端からスタートし、もう一方の端まで踊りや歌を続けます。最初はおこちゃまダンスで物足りなく感じていたけれど、だんだん大人のカーニバルになってきました。頭に重そうな羽をつけたグラマーな女性のビキニ姿での踊りや、山車(だし、飾りつけた車)の上で人が踊るのを見ると、「これ!これ!これが南米カルナバルよ!」と、こっちもテンション上がってきます。

ウルグアイ

やたっ(^_^)V 激写成功~!
激しく動いて踊っているのできれいに撮るの難しかった~。

いろいろな仮装と催しのあるカルナバルは、写真館の写真も是非ご覧下さいね。終わったのが日が変わった午前1時と、長い間盛り上がりは続きました。

「南米のどこかでカルナバルを見たい」と思っていたあづさは、田舎町であっても、観光客用ではなくて地元民の楽しみのためのカルナバルであっても、実際に自分の目でそれを見ることができて、本当に満足しました。旅先での「伝統文化との邂逅」は、旅の大きな醍醐味なのだと、つくづくそう思います。
本日の旅
行動 :パイサンドゥ滞在、カーニバル鑑賞
朝食 :Lengua a la vinagreta(レングアアラビナグレータ、牛タンの酢仕立て)、ポテトグラタン、サンドイッチ、パン2種、赤ワイン/パイサンドゥのパナデリア(パン屋)
昼食 :なし(朝昼合同)
夕食 :ツナのキッシュ、ポテトチップス、オレンジ炭酸ジュース/カーニバルのメインストリート上
宿泊 :オテルコンコルディアHotel Concordia
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旅情報
1ペソ=4.76円

*南米のカーニバル
南米では夏の終わりのシーズンに、各地で謝肉祭(カーニバル)を催します。本来ならば開催日は決まっているものなのですが、パラグアイのエンカルナシオンのように、観光客の利便を図って毎週カーニバルを行う地域などもあります。ネット等で開催日を調べて訪問日とカーニバル開催日を合わせてみると良いと思います。