2人の世界旅 日々の記録

■ウルグアイから３度目のアルゼンチンへ
昨日はカルナバル（カーニバル、謝肉祭）が深夜１時に終了し、それからシャワーを浴びたりして就寝したので、早朝発のバスに乗ることができませんでした（^^ゞ　なので、移動開始は午後になってからでーす。

午前中には町をお散歩。小さな公園のベンチで一休憩をとっているあづさに向かって、スクーターを降りたおばさんが突撃走ってきて、ギューっと抱いてブチューとキスをしてくれました（^^ゞ　これがオッサンだったら怒っているところですが、おばさんだったからまあいいでしょう（^^ゞ　（ホントか！？）

おばさんはね、すごく嬉しそうに「メサコフォト！メサコフォト！」って言います。「あなたが私の写真を撮ったのよ！」という意味です。おばさんはめいっぱいの興奮と共に「あなたね、昨日私の写真を撮ったのよ！カーニバルで私は白い衣装を着ていたのよ！」と、すごいテンション高っ（笑）　あとで撮った写真を見直していたら、確かに白いマニキュアをした白い衣装のおばさんが、ちっこく写っている画像を発見しました。カルナバルは今日もあるようで、「ノベモエネスタノチェ！」（今夜また会いましょう！）と言ってくれたのですが、今日は午後のバスでここを出なければならない、つまり今夜のカルナバルを見ることができないのが、心残りです。

でも午後から天気が崩れてきて、今日はカルナバル中止となったのが、そのおばさんのことを思うと、ちょっとほっとしたりもしました。

パイサンドゥから国境の川を渡って、３日前と同じ場所、アルゼンチンのコロン市内のバスターミナルに着きました。そして夜８時すぎに、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスBuenos Aires行きの夜行バスに乗りました。もう少し長くウルグアイにいる（つまりウルグアイ内を走行するバスに乗る）こともかなり真剣に考えていたのですが、パイサンドゥから動くには時間がうまく合わないため、結局、来た道を戻る形になりました。

田舎の人々の優しさが極まりない、ウルグアイの旅はそのパイサンドゥだけの訪問となりましたが、何故だろう、首都モンテビデオMontevideoに行かなくても、世界遺産のコロニアColoniaに行かなくても、すごく満足してしまったウルグアイの旅。だって、どんな素敵な町に行ったって人が悪ければ悪い印象で終わってしまうでしょ？　でもここパイサンドゥはとにかく人が良くて、良い印象だけが残る町なのですから「行って良かった」以外の感想なんて、ないのです。

明日は早朝にアルゼンチンのブエノスアイレスBuenos Airesに到着する予定です。治安の悪い大都会なので、注意しなくちゃね。

写真は、ウルグアイペソが余った分で食べた、ウルグアイの筆頭伝統料理の「アサード」です。パラグアイにいたとき、数々の日本食で癒されたから、今ならお肉もりもり食べても美味しく感じます♪　でもこれを見たら、いかに野菜軽視＆肉重視の食卓かが、よーく分かりますよね・・・。