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■アマゾン河の船旅・最終日
今日は日曜日。コカCocaへ戻る船が出る日です。「朝4時に港に来るように」と言われていたので、あづさは徹夜をして(電気の供給は夜11時までだというのに、です)、絶対に乗り遅れないように頑張りました。その分船で寝れば良いので、こういう徹夜は気軽です。
朝4時の村は、もちろん真っ暗。でも同じく船に乗ってコカへ向かう人は他にもいました。
ここに来るとき、最初は船に何十人も乗っていたのが、先住民村に寄るたびに少しずつ下船してどんどん乗客が少なくなっていきましたが、アマゾン河上りはその逆です。少しずつ先住民村に寄って、おそらくコカに買い出しに行く人が少ない荷物で乗ってきて、船はだんだんと人が多くなっていくのです。
写真は、両岸に見える、アマゾン先住民住居。
コカ-ヌエボロカフエルテNuevo Roca Fuerte間は片道約300kmの船旅です。アマゾン河下りは13時間でしたが、上りは15時間かかりました。でも、無事にアマゾン河の船旅を終え、陸の孤島の旅を終え、「外界」であるコカへ戻ってきたのです。
・・・楽しかった、ありがとう!
往復500km以上となるアマゾン河の旅に浸ることができて、とってもとっても楽しかった。コカに戻ったらその旅もおしまいになりますが、世界最大の大河と始終過ごすことのできた4日間がとっても楽しかったのは間違いがありません。
そうそう、当初、「年末年始はアマゾンで過ごす」という計画だったのが、現地で船のスケジュールを確認して計画を変更し、一転して「年末年始はアンデス(山脈)で過ごす」ことになりました。
「アマゾン」と「アンデス」なんて、双極ですね。文字づらは似ているけれど、標高も環境も全然違いますもの。
さあ、もう今日は12月27日、まだエクアドル北東部のコカにいますよ。今から夜行バスの連続移動になっても、ペルーのアンデスの町ワラスには、絶対年内に到着するよう、頑張ります!
本日の旅
行動 :ヌエボロカフエルテからコカへ移動、アマゾン河(ナポ川)上り
朝食 :パン/宿
昼食 :arroz(ごはん)、sopa de pollo(ソパデポジョ、鶏入りスープ)、レンズ豆煮、pollo guisado(ポジョギサード、鶏肉煮込み)、ゆでバナナ、レモネード/ヌエボロカフエルテの食堂
夕食 :arroz con carne(ごはんにカルネアサード(牛肉炙り焼き))、梨ジュース、プラタノス(焼きバナナ)、ensalada(レタストマト)/コカの食堂
宿泊 :アンバト行き夜行バス
旅情報
1ドル=98.9円
*ヌエボロカフエルテからコカへ戻る
アマゾン河(ナポ川)上りとなる船は、週3便あるらしい。私たちは日曜日の船に乗った。コカから下る場合は港のオフィスビルでチケットを買うが、上りの場合は船に乗ったあと船頭からチケットを買う。1人15US$、所要15時間。