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■アマゾン奥地の村滞在・2
今いるところは、エクアドルの東の端、ヌエボロカフエルテNuevo Roca Fuerteです。アマゾン河流域にある国境の村、アマゾン奥地と言ってよいところです。もちろん道路では外界とつながっておらず、陸の孤島という表現もなされるところです。
引き続き、このままアマゾン河下りを進めていってペルーのイキトスIquitosへ抜けられるかどうか情報を集めていたところ、実は昨日の夕方に新情報が入ってきていました。
「イキトスからパントハPantojaまでツーリストのチャーター船が来るから、その戻りに乗せてもらえるはず」という情報です。
昨日の日記にも書いたように、
ここ(ヌエボロカフエルテ)─(25km)─パントハ─────(600km)─────イキトス
となっています。この情報を教えてくれた村のガイドの青年に、「いくらくらいかかりそう?」と聞いたら、「400ドルくらいかな」と言うので、やっぱり帰りもチャーター価格みたいです(苦笑)
この船に乗りたいエクアドル人ツーリスト4名(ここに来るとき同じ船だった)は、その船を目指して今朝パントハへ向かっていきました。私たちも強く勧誘されていました。チャーター代を割り勘するのに人数が多いほうが安くなるためです。でもいろいろと和人と考えて、私たちは、イキトスへ行かないことに決めました。
理由は大きく5つ。
・アマゾン河を旅するなら、そこの暮らしに根付くような、特別でない船に乗りたかった。
・貨物船に乗って、ハンモックを何日も張って寝て、ゆっくり旅をしたかった。
・ここに来るまでも、十分楽しかった。
・年末年始であるためイキトスから先も、速やかに動けるかどうか不安がある。
・もともと行きたかったペルーのワラスHuarrazへの心残りがあった。
(イキトスへ行ってしまうとワラスの旅はなくなるため)
さあ、例のエクアドル人ツーリスト4人がいなくなって、今日は、一層この村は静かで平和です。私たち以外にツーリストが完全にいなくなったから、どこを見ても、素朴で素敵なアマゾン村の光景ばかりなのです。そうそう、クリスマスも過ぎたので、一層皆の暮らしは普段どおりになったようです。
さて昨日から、親の仇のように食べ続けているのが(←過剰表現、笑)「アマゾン魚」です。一度食堂のおばあちゃんが食べさせてくれたのが、美味しくて美味しくて(*^-^*) 「アマゾン魚」なんて、ここにいるうちにしか食べられないじゃない♪
地元の人が「バクレー」と呼ぶ魚が美味しいんです!!!
身の弾力が強くて、噛めば噛むほど味がでる~ぅ~♪♪
アマゾン村を楽しみつつ、「コカCocaへ戻る」と決めた昨夜から、より具体的に南米旅計画を詰めていきつつ、素晴らしい体験の連続に、本当に良い日を過ごしています。
本日の旅
行動 :ヌエボロカフエルテ観光
朝食 :パン、コーヒー/宿
昼食 :arroz(ごはん)、ensalada(エンサラダ、トマトきゅうり)、バクレー(アマゾン魚のフライ)、pata frito(パタフリット、フライドポテト)、Jugo de guanabana(フゴデグアナバナ、白い果実のジュース)/ヌエボロカフエルテの食堂
夕食 :arroz、carne asado(カルネアサード、牛肉炙り焼き)、yuca(ユカ、ゆでキャッサバ芋)、pollo asado(ポジョアサード、鶏肉炙り焼き)、maduro(マドゥロ、甘酸っぱいバナナ)、ensalada、Jugo de guanabana/ヌエボロカフエルテの食堂
宿泊 :アマゾンジャングルロッジ
旅情報
1ドル=98.9円
*ヌエボロカフエルテでアマゾン魚を食べよう!
船着き場から上陸して右に歩き、1つめの左折角と2つめの左折角の間に食堂があります。そこのマリアおばあちゃんの作るアマゾン魚料理が美味しいので、是非。「バクレー」という魚と「パイチ」という魚をごちそうになりました。おっちゃんに「魚ちょうだい」と言っても「ないよ」と言われるけれど、マリアおばあちゃんに頼むと魚を調達してくれました。