2人の世界旅 日々の記録

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エチオピア>2008年12月22日(Mon)
アルバミンチ→ドゥディチ→アディスアベバ
:: 旅592日め : 世界旅86ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ106ヶ国め ::

■高所の首都アディスアベバへ
のっけから写真ですが、これがアルバミンチダウンタウン、セカラの中心地です。バスもこの近くから出発します。

アルバミンチ

今日は首都アディスアベバAddis Abebaへ移動します。アルバミンチのバスターミナルも、開門一番皆が猛ダッシュで座席確保合戦を繰り広げるところでした。でも今日は、ダッシュ係和人と荷物運び係あづさというように役割分担を決めたことで、バッチリ良い席が取れました♪

アルバミンチを走っているときは、車窓からチャモ湖、アバヤ湖など、豊富に水をたたえるアルバミンチの自然が目に入ってきました。アルバミンチはアムハラ語で「40の泉」という意味、今まさにアフリカの大地溝帯の上を走っているのですね。

最初の食事休憩はドゥディチDodditiというところです。物乞いも多い、あまり好きではないところです。その1回の食事休憩だけで、今日はバスはひたすら走り続けました。今日の道はすべて舗装道路なので、速度も出ているし、昨日よりもかなりの距離を移動しています。

あづさは車内で、アムハラ語を勉強していました。流石に食事のメニューや路上の看板くらいは読めないとダメだと感じてきたからです。「入」みたいのがラリルレロの子音、「メガネの絵」みたいのがマミムメモの子音、「U」みたいのがハヒフヘホの子音、そして下に線を伸ばすとアの母音、丸をつけるとオの母音・・・こういうルールをひたすら頭に叩き込み、文字だけで発音できるようになっていくだけです。でもアムハラ語の母音は6以上あり、私には「複数ある「ア」の区別」ができないから困難です。でも3時間ほどつきっきりで勉強していると、あれまー、アムハラ語が読めるようになりました\(^o^)/ 以上、レストランでメニュー表を読みたい! という「その土地の食マニア」あづさの執念でございました(笑) でもこの学習は、後に、バスターミナルで行き先を判別したりなど、結構役に立っていくことになります。

さて、アディスアベバには夜7時という遅い時間の到着になってしまいました。あまりに遅いので、バスターミナル近くの宿に入っても良かったのですが、アディスには、これから向かうソマリランド(ソマリア内の実質独立国)へのビザやジブチビザを取らなければならないので、何日かは確実に滞在しなければなりません。

だから頑張ってピアッサ地区へ移動し、遅くなったけれども納得できる宿を決めました。

標高2400mのアディスは、流石に12月となると寒いです。ホットシャワーがウリの宿なのに何故か(タンク不調?)シャワー浴びれず。移動の日は汗も流したいし洗濯物はためたくないのに・・・虚しくなってしまいました。
本日の旅
行動 :アルバミンチからアディスアベバへ移動
朝食 :マンゴー、オレンジ/バス車内
昼食 :インジェラ(テフ粉の酸っぱいクレープ)、カイワット(ヤギ肉の赤いスパイス煮込み)/ドゥディチの食堂
夕食 :スパゲッティトマトソース、インジェラ、ミスト(ティブス(ヤギ肉焼き肉)とケッケル(ヤギの黄色い煮込み)の盛り合わせ)、ビール、パン/アディスアベバのレストラン
宿泊 :ナショナルホテルNational Hotel

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旅情報
1ブル=10.5円

*アディス市内のミニバス
市民は「タクシー」とよく呼ぶのが、青と白のツートンカラーのミニバス。料金は距離によって決まっているので、他人の料金支払いを見て自分も適性を支払おう。小数点以下の金額が発生するので、例えば0.7ブルの場合、1ブルを渡して、手のひらを見せ続けて「おつり待ってるのよ」という姿勢を続ける。このほうがきちんとおつりがもらえる。