:: 旅593日め : 世界旅86ヶ国め : 和人217ヶ国め : あづさ106ヶ国め ::
■アディス実質初日
エチオピアの首都アディスアベバAddis Abebaに来ています。でも水や電気供給の悪いアディスでは、今日も断水&停電・・・あーあ、やだなぁ。
今日は12月23日です。大使館がクリスマス休日になる前にアディスに着くことができたので、早速ビザを取りにいきましょう。大使館が集まる地区へは、あづさが足を運びました。事前情報では、ジブチビザもソマリランド(ソマリアの一部分)ビザも、申請と同日に取得できるということで、うまくいけば、今日2つのビザが取れるはずです。
が、しかし、早速しくじってしまいました。最初にジブチ大使館に行ったのですが、今日の午前中に申請書類を提出しても、ビザの受領は明日になるというのです。
なので、ジブチ大使館ではパスポートを提出せずに、方針を変えて慌ててソマリランドビザを取りに行きました。ジブチ大使館とは遠いけれども歩ける距離に位置しているので助かりました。こちらのビザは書類提出後1分で受領! というかつてない驚きの迅速さで取得できました。
再びジブチ大使館に戻ったときは、ビザ書類受付ギリギリの、お昼間際。それでも無事に書類とパスポートとお金を提出でき、「明日の“朝の”9時受け取り」を確認して大使館を出たのでした。“朝の”と念を押したのはここがエチオピアだからです。相手はジブチ人なので通常の時刻を使うはずですが、万が一エチオピア時間(朝6時が0時になる)を使われては困りますから、こういうときはきちんと時刻確認をしなければなりません。
帰りは郵便局へ行き、日本やフランスへ年賀状を投函しました。そうそう、郵便局内の食堂のエチオピアン料理、かなり「安くて旨そう!」だったんですよ! 今日はあづさ1人だったので入りませんでしたけど、安い&旨いが伝わってくる良さそうなところだったので、ここで紹介しておきまーす。
写真は旅行者が滞在する拠点となるアディスのピアッサ地区です。
ここは標高2400mのアディスです。朝と夜は寒く、昼は暑い、不思議なアフリカです。夜は、本を読んだり、自分のことをしながら、互いに過ごしていました。
本日の旅
行動 :アディスアベバ観光、ソマリランドビザ取得、ジブチビザ申請
朝食 :インジェラ(テフ粉の酸っぱいクレープ)、ファルファル(インジェラ砕きにカイワットスープをしみこませてドライミートを添えたもの)/アディスアベバの食堂
昼食 :インジェラ、カイワット(ヤギ肉の赤いスパイス煮込み)、コーラ/アディスアベバの食堂
夕食 :Rice with meat sauce(ごはんにミートソースをかけたもの)、インジェラ、ティブス(ヤギ肉の焼き肉にケベ(ヤギ肉バター)をかけたもの)、パン/アディスアベバの食堂
宿泊 :ナショナルホテルNational Hotel
旅情報
1ブル=10.5円
*アディスアベバで取るソマリランドビザ
ピアッサからならボレロードを進むミニバスに乗り、「ルワンダ大使館(の近く)に行く」ことを伝える。なぜだか分からないが他の大使館の場所は知らないミニバスの運ちゃんたちでもルワンダ大使館は知っているのである。ミニバスに乗ったら、「マダガスカル大使館」や「モザンビーク大使館」の看板が進行方向左手に見えてくるので、そこで下車する(下のジブチ大使館のある位置よりは更に進んだところにある)。看板のある場所を左折し、直進すると、10分くらい歩いたところで「Somaliland Liaison(ソマリランド連絡所)」の看板が見え、その奥がオフィスである。写真1枚必要、パスポートコピー不要、申請日より1ヶ月有効のシングルビザが40USドル。400エチオピアブルでも支払える。代表者(領事のような人、この人の書類確認が必要)の手さえ空いていれば1分でビザが取得できる。代理申請可。オフィスは朝8時半から14時までだがソマリランドはイスラム国(昼から午後の休みが長い)なので午前中の早い時間に訪れたい。
*アディスアベバで取るジブチビザ
ピアッサからなら上のようにボレロードを進むミニバスに乗る。「チュニジア大使館」や「ジンバブエ大使館」の看板が進行方向左手に見えてくるので、そこで下車する。左折してすぐナミビア大使館があり、そのすぐ先がジブチ大使館である。写真1枚必要、パスポートコピー不要、1ヶ月シングルビザが1人30USドル。ジブチフランで払う場合は5000フランだが、エチオピアブルでの支払いはできない。日本大使館発行のレターが必要なので、ボレロード沿いにある日本大使館に寄ってからジブチ大使館へ赴こう。大使館は朝9時から16時半までだが、昼休みが長いため、実質申請は午前中のみとなる。そして翌日午後3時受け取り(つまり取得に24時間以上かかる)。代理申請可。