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■首都アスマラへ
テセネイTeseneyからアスマラAsmaraへ向かうバスは朝5時には始動します。バスは何台かあり、朝6時半にバスターミナルに行ってもバスはありました。私たちのバスの出発は7時半。砂漠の町から、不毛な大地をバスはひたすら走ります。昨日の日記にも書いた通りですが、外国人がここを通る許可証を得ることができない今の時点では、車窓から見る1つ1つの光景が、全部貴重な宝物です。そう思うと、無事に国境を越え、今アスマラへ向かうことができることが、幸せだなと思います。
時々、エチオピアとの30年戦争の遺物に遭遇したりもしました。
アスマラには午後4時に到着しました。イタリア軍が侵攻していたにイタリアが作った町は、建物は古びた感もありますが、なかなか都会です。でもアフリカの首都なんてどこもアスファルトが敷かれ堅固な建物が並ぶ都会なので、別段ここがすごいと感じる要素はないように思います。
アスマラには安宿(ペンションと看板が出ている)が多くて、宿探しもそんなに大変ではありませんでした。私たちはスーダンで、エリトリア国内の実勢レート(闇両替レート)に近いレートで両替できており、公定レートの1/3の価格で旅をすることができます。具体的には、1泊150ナクファの宿は公定レートで1泊ざっと1000円しますが、私たちは300円台で泊まれます。
アスマラに夕方到着し、宿探しをしてからではもう時間が残っていませんが、それでもツーリストインフォメーションへ足を運びました。外国人が渡航できる箇所を質問しましたが、その回答にも私たちが今朝までいたテセネイはやはり含まれていません。外国人を入域させないところから入国したことは、後のトラブルになるのかも。
「このままでは、出国時のイミグレーション検査で、もめるよなぁ~」
困った。こうして出国時にトラブルが起こることが目に見えていると、本当に不安です。出国時トラブル=出国できない可能性、ですから。
本日の旅
行動 :テセネイからアスマラへ移動
朝食 :デーツ、カルカデ/宿
昼食 :インジェラ(テフ粉クレープ)、ディニシ(ゆでじゃがトマト玉ねぎ和え)/アデャルデの食堂
夕食 :インジェラ(テフ粉クレープ)、キットフォ(半生焼きひき肉)、ジルジル(細切り牛肉トマトピーマン玉ねぎ煮)、ビラ(ビール)/アスマラのレストラン
宿泊 :メレイペンションMELLEY PENSION
旅情報
1ナクファ=2.2円
*エリトリアで外国人が渡航できる場所
現時点で確認したところでは、
Asmara、Massawa、Mendefera、Keren、Dhalak島群。
アスマラから外に出るときには要パーミッション。