:: 旅55日め : 世界旅10ヶ国め : 和人207ヶ国め : あづさ32ヶ国め ::
■今日も島から島をてんてんてん
スナッケーSnackoを朝早く出ました。本当は首都のある主島へ一気に移動することも考えていましたが、オーランドの地図を眺める度に、「やっぱりこの国は、島、だよねぇ!」と思い、今日も島から島をてんてんてんとすることにしました。
まずフェリーで、エーヴレーOveroの港に行きました。港周りをお散歩して、また次の船がやってくる時刻に港に戻ると・・・
あれ?
船がないよ?
うーん・・・
(時刻表とにらめっこ)
!!
ガーン ( ̄□ ̄;;
なんと、エーヴレーのフェリーの時刻表の、とっても目立たない場所に、「エーヴレーの場合は予約がなければ船は来ません」って書いてあるんです。時刻表に『※』をつけるとかして、分かりやすく書いてくれ~~~と号泣しても状況は変わるわけがありません。私たち2人以外、だあれも下船しなかったエーヴレー。だから、だあれも乗船しないかもしれません・・・。食べるものも持っていないので、どうしようどうしようと思いながら、港の傍らに見つけた質素な小屋の中で休息をとっていました。
その後港にやってきた車が1台。おじさんに話しを聞くと「私は予約をいれてあるから、遅れたとしても船は来るよ」と、安心できる言葉をかけてもらえました。ああ良かった。
その後来たフェリーに乗って、ロングナスLangnasへと移動しました。ロングナスで下船すると、さきほどの車のおじさんが首都マリエハムンMariehamnまで乗せてくれると言ってくれ、私たちは、おじさんの優しさに感謝しつつ、マリエハムンに移動することができました。
■首都マリエハムン
オーランドの首都マリエハムンは、とっても可愛い街でした。
到着したときは雨がザーザー降っていたけれど、インフォメーションセンターとベーカリーカフェ(パン屋の2階がカフェになっている)で時間をつぶしていると、雨が止んできました。オーランドならではの独自の食べ物として、絶対にパンケーキを食べたいと願っていたあづさの夢も、ここマリエハムンで無事に叶えることができました♪
さて、本日の旅の案は次の3つ。
1)マリエハムンでキャンプサイトに泊まって、明日スウェーデンに移動する。
2)マリエハムンからさきほどのロングナスにバスで移動し、夜1時発の国際船でスウェーデンに移動する。
3)マリエハムン朝4時半発の国際船で、スウェーデンに移動する。
いろいろな要素、一長一短、自分たちの希望を考えて、私たちが選択したのは3でした。
首都マリエハムンの可愛らしい街並みを観光し、お花が咲き乱れる美しい公園で食事をとったり、広場で開かれている蚤の市を覗いてみたり。
そして、夜9時ごろから港の待合室で、交代で寝たりしながら朝4時まで待機。
ありがとう。オーランド。
オーランドの旅はとってもとっても楽しかったよ。
こんな感謝の気持ちと共に、私たち2人の世界旅は、世界で最も物価の高い国の1つ、スウェーデンへと進みます。
本日の旅
行動 :島から島をてんてんてん、首都マリエハムン観光
朝食 :なし(朝早い船に乗船したため)
昼食 :Aland pannkaka(オーランドパンケーキ。セモリナ粉を使っていてスパゲティ風味、カルダモンの風味もして厚みがあるのが特徴。ホイップクリームと一緒に食べると幸せ)、さくさく薄パン&バター、ココア、ブラックカーラントティー/マリエハムンのベーカリーカフェ
夕食 :Alandskt Svartbrod(オーランドスワクトスヴァルトブレッド、オーランド特有の黒パン)、ACA(オーサ)のオーランドチーズ、ビーツのサラダ、マッカラ(フィンランドソーセージ)/マリエハムンの公園
宿泊 :マリエハムンの港待合室でベンチ寝
旅情報
1ユーロ=170円
*オーランドの移動
島間フェリーは無料。ただしエーヴレーOeveoの港には、事前予約が入っていないと船が来航しないので、予約なしで行くのは危険かも(私たちの場合は他に予約があるお客がいたので船に乗れた)。
マリエハムン本島の移動は、Alandstrafikenが出しているバス時刻表の白黒冊子があると便利。
http://alandstrafiken.ax
*マリエハムンのツーリストインフォメーション内にネットあり。1時間1ユーロ。