2人の世界旅 日々の記録

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カザフスタン>2007年05月28日(Mon)
★アルマトイ→モスクワ行き寝台列車
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■ながーい列車の旅
とうとうやってきました!! 今日は5月28日。偶数日に出発するアルマトイАлматы発モスクワ行き列車の出発です。ホテルからアルマトイ2駅まではタクシー200テンゲで行きました。世界旅の中で、ソ連時代の列車に乗る機会はそうそうないだろうと、私はこの列車に目星をつけていました。車体はもちろん古いのですが、でもこの車両ならではの工夫なども見られます。確かに興味深く、わくわくする旅です。

私たちはベッドの2つ向き合った上段を予約していました。下段には、ロシア人おばさん姉妹が乗ってきました。どうやらこの列車には慣れているようで、乗車するや否やテーブルに新聞紙を敷き食器カバーを徐に出し・・・、車内をあっという間に生活空間へと変えていきます。

長いながーい列車旅の出発を、アルマアタビールで乾杯しました。アルマアタはアルマトイの旧称で(アルマアタ宣言で有名ですね)、ここでの乾杯にもってこいのビールですよね(*^.^*)

朝食はオタルОтар駅で買ったピロシキと味付きふかしじゃがいも。おやつはシューшу駅で買ったクレープといちご。そういった具合に、駅に停車してはホームに降り、その土地の食を楽しんでいます。


列車の旅は素晴らしい。ゆっくりした時間ながら、車窓の景色はどんどん流れ、飽きません。カザフスタンらしい草原に、時折姿を見せるユルタ(юрта、モンゴルのゲルのような伝統住居)。そうかと思えばカザフスタンのイメージにはない丘陵地の連続。

草原

モスクワ鉄道行き初日、楽しいよ(^_^)V
本日の旅
行動 :列車内
朝食 :アルマアタビール、魚のキムチ、пиражок(ピラジョーク、具のないシンプルピロシキ)、картошка(カルトーシュカ、ふかしじゃがいもに辛い細切り人参を絡めたもの)、チーズ乗せパン、コーヒー/車内
昼食 :манты(マントゥイ、カザフスタン風水餃子)、ビール/車内
夕食 :ウォッカ、野菜のキムチ、魚のキムチ、黒パンチーズ乗せ、さくらんぼ山盛り、ピラジョーク、カルトーシュカ/車内
宿泊 :アルマトイ発モスクワ行き寝台列車

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旅情報
1テンゲ=1円。

*アルマトイ発モスクワ行き列車
3泊4日80時間の旅。お湯がいつでも出る。車内トイレはくさくない。小さな流しがあり食器が洗える。乗車時貸しシーツ&貸しタオル代250テンゲ徴収。食堂車はないが駅のホームの行商で食事が買えるし車内でもおやつやドリンクのワゴン販売がある。車内に行商が入ることもしょっちゅう。