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■ながーい列車の旅・2
カザフスタンのアルマトイからロシアのモスクワへ、今日も車中で過ごします。車内の他の人たちとは相変わらずコミュニケーションを続けていて、暇ということはまったくありません。しかもたびたびおやつとかアイスをご馳走してくれるので、実は1日6食くらい食べているかも(^^ゞ
長い時間外を見ると、景色の変化も面白い。少しずつ少しずつ、生えている草の種類も変わってくるんです。
ラクダをいっぱい見た。
点在する素朴な小さな村を見た。
遺跡のような墓地を見た。
カザフスタンっていいなーって、たくさん思った。
そういえば烏魯木斉(ウルムチ)以来、シャワー付きの宿に泊まっていない・・・ もう8日もシャワーを浴びていない。日中は灼熱で、皆の汗が吹き出ます。私たちも、汗をいっぱいかいてしまっています。
次第に汗臭くなる車内と、あまりの暑さに、午後になって窓をこじあけてもらいました。外から列車の燃料のにおいが入ることもあるけれど、そんなものを吹き飛ばすくらい、草原の匂いやお日様いっぱいの匂いが、すっごく良いのです。何より風を浴びられることが、とてもとても有難い。
ベッド上段でごろんとしながら頭を窓に向けてうつらうつらと車外を眺める。
目には陽光眩しいカザフスタンが、いつもいっぱい見えている。
本日の旅
行動 :列車内
朝食 :パン、チーズ、サラミ、ミックスフルーツジュース、コーヒー/車内
昼食 :Картошка(カルトゥーシュカ、肉入りじゃがいも煮込み)、パン、チーズ、さくらんぼ、紅茶/車内
夕食 :ナン、チーズ、ウォッカ炭酸割り、サラミ、Котлет(コットレット、カツレツ)/車内
宿泊 :アルマトイ発モスクワ行き寝台列車
旅情報
1テンゲ=1円
*アルマトイ発モスクワ行き列車
モスクワに近づくにつれ、ホーム行商の物価が少しずつ上がっていくことを感じる。
ちなみに1食の予算の目安は150~200テンゲほど。