:: 旅342日め : 世界旅60ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ81ヶ国め ::
■楽しい足止め滞在・6
リーブルビルLibreville、そんなわけで、1週間以上の足止め決定です(^o^;;;
<今日やったこと>
あづさ、朝からだるい、微熱、鼻水。
昼も寝ました。
夜も熱。
和人「中央部アフリカの疲れが、あるものね」
ありがとう。全面退避勧告のチャドの緊張感、カメルーンに戻ってすぐマラリア、病後すぐに賄賂地獄中央アフリカ、強盗に遭ったコンゴ共和、ガボンジャングルの旅から、世界1、2を争う異質な嫌な国、赤道ギニア・・・。
あづさ「もいちど飛行機にして、早くリーブルビル出てサントメ行っちゃう?」
和人「ううん、いい、船待つ。」
あらそう? 理由は?
和人「いまさら飛行機なんていやだよ」
そんなわけで、まだまだサントメ行き船を待ち続けます。
風邪っぴきですが、今日もあづ飯(あづさご飯の略)作りましたよ。
本来宿泊客は借りられないキッチンでは、教会職員(おねーちゃん)がいつもたくさんの職員用食事を作るので、邪魔しないようにすみっこで炊事をさせてもらっています。だからせいぜい、クスクス炊いたりパスタゆでたり、お茶を淹れたりといった具合ですが、和人がリーブルビルの野菜で作るパスタを気に入ってくれて、嬉しいのです。
あ、でも、キッチンのおねーちゃんが、最近は「また明日ね」って言ってくれるようになり、キッチンを使わせてもらいやすくなっています。嬉しいです。このおねーちゃんはとっても料理上手で、その傍らにいるだけで、キッチンの工夫もたくさん学ぶことができました。アフリカの知恵は、理に適ったシンプルなものが多いのです。
そうそう、中央部アフリカの旅も終盤戦を迎え、ミシュラン地図に、実際に通ったルートを、マーカーで塗りました。
この地図は、1cmが40km、10cmが400kmです。なのにこんなにもオレンジの線が長くて、改めて旅の量の多さを実感できます。アフリカを旅する夢が、こうして目から実感できるのも、嬉しい嬉しいことなのです。
よく見るメルカトル図法(長方形)の地図では赤道に近いアフリカは相対的に小さくなってしまい、私たちは日常生活の中でアフリカの広さを実感しにくいのですが、実際はね、アフリカは、ほらこーんなに広いんですよ。
(≫
こちら)
本日の旅
行動 :宿滞在、旅準備
朝食 :バトン(マニオクのもち状のものを葉で巻いたもの)、アボカド、昨日の昼のパスタソース/宿
昼食 :なし(あづさ風邪で寝る)
夕食 :ピリ辛ナスの贅沢パスタ(ナス玉ねぎトマトひき肉緑ピーマン辛ピーマンにんにく煮込みソース、にんにくカリカリチップ乗せ)、紅茶/宿
宿泊 :メゾンリーバーマンMaison Liberman
旅情報
1セーファーフラン=0.25円
*ガボンのバトン、周辺国との比較
長期滞在すると、ここに書くことがなくなっていく~(^^ゞ
カメルーン以南の国では、マニオクの乾燥粉をお湯で練って葉でくるんで蒸したものが、食生活に根付いています。カメルーンやガボンではフランス語でバトン、中央アフリカではシクワング、コンゴ共和ではヤカ、赤道ギニアではヨカと呼ばれるのが一般的なようです。結構出来栄えが違うので、ここに書いてみようっと。
ガボン(バトン):水分が少なく、内部がボソボソ。イマイチ。
カメルーン(バトン):細い、長い、もちもち。美味しい。
赤道ギニア(ヨカ):水分が少なく、内部がボソボソ。イマイチ。
中央アフリカ(シクワング):短め、太い。味も良く美味しい。
コンゴ共和(ヤカ):水分が多くねっとり。そしてでかい。美味しい。
そんなわけで、マニオク大会の美味しい1位は中央アフリカ版に(勝手に)決定☆ 個人的に次点はカメルーン版です。