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■中央部アフリカの旅スタート!
ナイジェリアからカメルーンへ行く船では、海風にあたりながら寝ようと、甲板のベンチで寝ました。朝5時ごろ(出航から2時間強)に目が覚めると、海上に油井がたくさん見られました。
ナイジェリアはアフリカ屈指の石油大国ですから、ナイジェリアに行くなら是非石油産業の一端を見たいと思っていました。良くも悪くも今のナイジェリアという国を造り、これからもナイジェリアを育て、蝕むのは、この石油なのですから。
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船内では、マーガリンを塗ったバゲットとココアの朝食が供されました。仲良くしてくれたスタッフのおにーさんが、ココアのおかわりもくれました。カメルーンのドゥアラDoualaに到着するのはまだまだ先でしょうから、昼間は海を見たり船内でエアコンの部屋で涼んだりしていました。
ドゥアラに着いたのは夜6時前でした。私たちは、乗船直前に余ったナイジェリアナイラを中央アフリカセーファーフランに両替していましたが、それでも手持ちは3000セーファーフランしかありません。日本円換算だと750円くらいです。港には、時間が遅いためか、両替商はいませんでした。港から宿のあるアクワAkwa地区までの交通費で半分遣ってしまい、しかもビジネスタウンであるドゥアラだからか路上ごはん屋(=安飯)が出ていなくて、高いスーパー(しかも生鮮品ゼロ、涙)で2人で300円しか予算のない夕食を摂りました。
それでも、昨日が船上泊、その前が車中泊、その前が王様の家泊と、シャワーを浴びられない連続だったから、ここで久々に浴びるシャワーがとっても気持ち良く、気分は爽快でした。
明日は、イミグレーションオフィスに行って、カメルーンビザの相談をしに行こうと思います。
本日の旅
行動 :カラバール発ドゥアラ行き船で過ごす、下船してドゥアラ市内に移動
朝食 :マーガリンを塗ったバゲット、ココア/船の中
昼食 :パン、オレンジ、ビスケット/船の中
夕食 :バゲット、チョコバター、ファンタオレンジ/宿
宿泊 :サントルダキュエユミシオネルCentre d'Accueil Missionaire
旅情報
1中央アフリカセーファーフラン=0.25円
*ナイジェリアからカメルーンの船
ナイジェリアのカラバールから出航している。カラバールではバイクタクシーに「National inland Waterway」と言うと、カメルーン行き船会社オフィスおよび波止場のあるところに連れて行ってもらえる。出国手続きもここで行う。
船会社は3社あり、すべて火・金の22時発。2社はカメルーンのリンベ行き、1社はドゥアラ行きだが料金はいずれも5000ナイラである。
同じ値段ならばドゥアラ行きのほうがお得!(海路カラバール-ドゥアラ235km、カラバール-リンベ170kmなので、そのままドゥアラの東のヤウンデに向かうのならば約60km分の陸路移動費が節約できる)。
私たちが乗った船はエーゲ海クルーズに使っていたものの中古船で、エアコンの効く座席もあり、まあまあ良かった。トイレは4つ並びのうち窓がある端のを使っていたので臭くなかった。
ココアとマーガリンバゲットの朝食つきも嬉しい。スタッフも優しい。