2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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ギニア>2007年12月13日(Thu)
コナクリ
:: 旅217日め : 世界旅45ヶ国め : 和人214ヶ国め : あづさ66ヶ国め ::

■コナクリで、今日やったこと
1)2人でシエラレオネ大使館へ行き、ビザ申請。
2)あづさは宿で洗濯
3)和人はリベリア大使館でビザについて問い合わせ

あづさのほうは何の問題もなく無事でしたが、和人が宿に戻ってきたときの報告内容は・・・惨苦たるものでした。

普通大使館には、ビザ代料金表が掲示してあるのですが、リベリア大使館ではそれがなく、むしろ問い合わせると「いくら持っているんだ」との質問が掛けられる始末。「300ドル(USドル)払え」だの、「シエラレオネビザが100ドルなんだからうちにも100ドル払え」だの、「それがだめなら100ユーロ払え」だの「ギニアフランでは払えない」だの・・・話を聞くだけで怒り心頭に発する気分です。ちなみに、ここコナクリで取るリベリアビザは約50ドルということは私たちは把握しています。だからこそ、余計に・・・。

リベリアは、長期間にわたり内戦が続いていた国で、内戦明けである今は、国家再建の真っ只中。でも、まだ不安定な要素も多く、その一端を今日の大使館での出来事で垣間見てしまったかのようでした。

また、和人が宿に戻るタクシーに乗っているとき3度の検問にかかり、パスポート非携帯であることから、軍隊に殴られる事態にまでなってしまったそうです。あづさが宿にタクシーで戻るときは、たまたま女性の軍人と同乗していたからか検問にはひっかかりませんでした。それにしても、シエラレオネ大使館で、パスポートを預ける証書としてビザ発給官のネームカードをもらっていたのに、そんなものはまったく役に立たなかった、ということになります。

期待していたギニアの旅ですが、なんだか、憂鬱・・・。

リベリア大使館の常軌を逸した対応に、あづさは「大使館、明日、私が一人で行く」と言ったものの、言った後になって異様に緊張してきています。

こういう日は、コレといった写真もないので、タクシーから見た奇妙なものを1枚。

コナクリのモニュメント
本日の旅
行動 :シエラレオネビザ申請、リベリアビザ問い合わせ
朝食 :バゲット、カフェオレ/宿
昼食 :リーグラ(セネガル料理、チェブジェンと同じもの)/コナクリの食堂
夕食 :バンディン(ごはん)にターディエン(秋刀魚の身をワタと一緒に煮たもの)とスプ(玉ねぎトマトピーマンの油いっぱいサラサラしたナポリタン味スープ)をかけたもの/コナクリの路上ごはん屋
宿泊 :ミシオンカソリックMission Catholique

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旅情報
1ギニアフラン=0.027円

*ギニアで取るシエラレオネビザ
コナクリのベルブー地区にあるシエラレオネ大使館で申請、受領。ディキシンのカルフール(交差点)から北東に1kmほどのところ、メインロード沿いにある。
60日有効シングルビザ(1回入国用、申請書に記載した入国日より有効)、100USドル。
午前中に申請して翌日11時受領(「本来は72時間後だが週末にかかるから特別に早くした」といわれたが、真偽は・・・?)
写真1枚必要、パスポートコピー不要。申請用紙に黄熱病ワクチンロット番号を書く欄があった。
なお、翌日は朝10時に受け取りに行ったがビザ発給官が11時に出勤してきたので早めの受領はできませんでした(^^ゞ

難点はビザ代の支払い。
1)100ドルは高すぎるが定価だから仕方ない
2)ギニアフランは受け付けてもらえない
3)米ドルで支払うことになるが、10ドル、50ドル、100ドル札のみ受け付けてもらえる(5ドル、1ドル札はダメ)。

私たちは米ドル持参で大使館に行きましたが、米ドルを所持していない場合でも、大使館入り口には両替商がいるので、(両替レートは良くないのでしょうけれど)なんとかなるでしょう。