2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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グアテマラ>2009年08月13日(Thu)
★アンティグア
:: 旅826日め : 世界旅136ヶ国め : 和人222ヶ国め : あづさ152ヶ国め ::

■スペイン語学校2日め(木曜日)
06:00起床。復習に夜1時までかかっちゃうと、朝5時台に自然に起きるのは難しいなあ。朝食を作り、お弁当も用意。
07:30~18:30スペイン語勉強A、11時間。その後の帰宅途中は「必ず地元の人と会話する」を実践しています。昨日声をかけてくれた、道端でぼーと立っているおっちゃんと、今日も雑談^^ 昨日より語彙数多くお話しできたよ! そして宿で夕食づくり。
21:00~25:00スペイン語勉強B、4時間。

今日のスペイン語勉強時間は15時間でした。

勉強と睡眠で20時間が取られるので、食事作りなどをしていると、これでかなりめいっぱい気味でもあります。本当は16時間以上は頑張りたいところなんだけどね。

スペイン語勉強A。

まずは授業風景の紹介~。黄色いカップはグアテマラコーヒーよ(*^-^*)

アンティグア

アンティグアAntiguaのスペイン語学校の基本スタイルは、屋外にこういうテーブル&椅子2脚セットが幾つか設置されるマンツーマンタイプです。

さて今日は、昨日出された宿題、「今日勉強した動詞を全部覚えてきてください」をきちんとやっていったから良かった。今日扱った文章はかなりその活用が多かったからです。動詞は不定形infinitivoだけで使われるわけではないので、例えば「Yo hallo(私は見つける)」、「Ella halla(彼女は見つける)」、「Vds. hallan(あなたたちは見つける)」のように、主語に応じて語尾が変わるのをパパっと言えるようになるようなトレーニングからスタートしました。

そして、今日は先生がスペイン語学習の教材を持っていて、その本に沿って勉強していきます。今日のテーマは「単語を単語でなく文章として勉強する」ことだと思いました。

主語に合わせて文章を作る(10内容×4主語=40文章)
例えば「くつを運ぶ」という文章に、先生が提示する主語をつけて、正しく活用させて読み上げさせられます。「Nosotros llevamos zapatos(私たちがくつを運ぶ)」、「Vd. lleva zapatos(あなたがくつを運ぶ)」といった具合です。40回も文章を頭の中で作って発言すると、私もスピードアップして言えるようになるもんだと、実感しました。そして、例えば上記内容なら「くつ」という単語のように、様々なシチュエーションの文章がある分、単語も覚えていけます。

単数形の文章を複数形にする(10文章)
例えば「君は小さい声で答える(Tu contestas en voz baja)」を提示されたら、即座に複数形にして「Vds. contestan en voz baja」と言う。なおこの点で、私の事前の予習(スペインのスペイン語)とは異なり、「中南米のスペイン語には2人称複数形がない(2人称複数形には3人称複数形の動詞を使う)」ことも実感できました。

その他、与えられた文章を正しく変形させることとして、単数形にする(10文章)、否定形にする(10文章)、疑問形にする(10文章)、肯定文にする(10文章)、疑問文に対して肯定の答えを返す(10文章)、同様に否定の文章を返す(10文章)をしました。先生がスペイン語で問題を見せてくれ、こちらは文字を使わず口頭だけで切り返していくのです。

そういえば、日本で英語の勉強をするとき、問題集を使って、文字を見て文字で答えていきますよね。だから、頭の中で瞬時にセンテンスを作る能力が低い。でもこのレッスンでは、自分が文字を使わずに言葉を発して、活用や人称、アクセントなどをひっくるめて正しい答えを瞬時に返さないといけませんから、まさしく特訓です。投げられたボールは辛くったって直ちに打ち返さなければならないスポコン世界のような特訓なのだ~。でも間違えたところはすぐに先生に指摘されるのがマンツーマンの良さです。

日本人にありがちな、「単語を変化させて並べなおすパズル」的に答える人には、このマンツーマンレッスンは向いていないと思います。会話は言葉なのだから、決して脳で文字を置き換えるようなパズルではない。そして躊躇をしてはいけない。言葉に現実味を持たせて、棒読みはせず、欧米人のように“表現上手”を心がけていました。

さて、文章を作るトレーニングは、次々と出てくる新しい単語との出会いでした。普通に旅していてはなかなか覚えないような単語もいっぱい。反復復習を頑張らなくちゃですね。

次は、er動詞とir動詞を一気に覚えるトレーニングです。先生が英語で意味を見せ、スペイン語の単語(不定形)とその活用ルールを教えてくれました。

最後に、先生は、旅行に必要になる事柄として、「父、母、両親、祖父、祖母、息子、娘、兄弟、姉妹、甥、姪、いとこ、孫」という関係を示す絵を描いてきてくれました。まずは父~孫まで単語を覚えたあと、「あづさの親族に当てはめて名前と職業を書いて」と言われ、スペイン語でその紙に記入。先生はそれにスペイン語で補足をしてくれ、更にその絵を使って、親族紹介をする文章を作成するよう言いました。

旅行中って、初めて会う人との会話って、「どこから来たの?」「仕事は何?」「兄弟はいるの?何してるの?」・・・といった類の、こちら側の身上について良く聞かれるんですよね。だからこれは、今後の旅で絶対使うこと間違いなし! と思いました。

今日は2日目にしては相当ハードな学習内容だったと思います。宿題は、今日学んだer動詞とir動詞を暗記し、それを使って文章を作成してくるというものでした。

レッスンは朝8時から12時ですから、午後は、学校でもくもくと復習をしていました。休憩は取りません。お弁当も勉強しながら食べます。今日扱った文章(約200文章!)、先生がちょっと言ったこと(いいですねー!とか、じゃあ次!とか、うんもちろんよ!とかも含めて。←こういうのが今後の会話に超重要)、などなど、とにかく「今日学んだ全て」を、絵日記のようなイラストと共にノートに丁寧に書いていきます。会話の全部の文章を書き残すなど、馬鹿げた作業に見えますが、貴重な時間とお金を割いて受けるレッスンなのだから、今後何度も復習できるように財産として手元に残したいんです。また、眺めるだけでは見過ごしてしまうことも、1単語ずつ手で書くと、「あれ?ここはenを入れなくていいの?」などと気付くことも多いから、この方法は大好きです。

自習は、他のマンツーマンレッスンが行われている声が聞こえるところでやりました。レッスン以外のところでも、耳からネイティブのスペイン語を聞いていたいからです。これはかなりいい!

スペイン語勉強B。
夜やったことは、午後の復習の続きです。ノートを書く間も声に出してスペイン語を読みたいから、部屋ではなく、人の迷惑にならないところ(今日は宿の玄関のすぐそば)で勉強していました。声に出す復習を心がけ、喜怒哀楽いっぱいつけて現実の会話っぽくしていますから、そんな1人演技を部屋でやっていると和人は気が散ってしまうんですって(^^ゞ 当然ですね。

私は、気になることは辞書を引いて確認して次に進む人、「急がば回れ」がエスカレートする傾向が強いので、勉強には時間はかかります。深夜1時をリミットに決めているところ、ぎりぎりまでかかってしまいました。

今日の和人作業。
仕事。
旅計画。南米の出入り口点やクルーズ寄港地を決めないと計画全てが立たない。第一希望クルーズが値上がりして第二希望クルーズが値下がりしていて迷って決めかねている。
調子の悪いホームページカウンターの手直し。
サーバー内の不要ファイルの削除。
本日の旅
行動 :スペイン語漬け
朝食 :玉ねぎのめんつゆ煮と目玉焼きをごはんに乗せたもの、ハイビスカスティー/宿
昼食 :玉ねぎのめんつゆ煮と目玉焼きをごはんに乗せたもの、アボカドサラダ/学校、宿
夕食 :ごはん、骨付き鶏のからあげ、トマトときゅうりのマヨビネガーサラダ、ラム酒ロック、カモミールティー/宿
宿泊 :ペンション田代
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旅情報
1ケツァール=11.9円

*グアテマラ政府観光局HP
http://www.visitguatemala.com/