2人の世界旅 日々の記録

4年3ヶ月、1日も欠かさず綴った旅日記
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クロアチア>2009年04月29日(Wed)
★コトル→モンテネグロ側国境→カラソビッチ国境→ドブロブニク
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■中世都市コトル
わー! 雨が降っていない! \(^o^)/ → → → あれ降ってきちゃった(;_;)

朝からそういう二転三転の天候です。
今日はクロアチアへ移動する日なのでゆっくりしている時間はないのですが、それでも、明るい日中にコトルKotor観光をしたいので、朝は弁当を作ってフィヨルド海岸(といっても旧市街から渡ったところにある海辺公園ですが)で世界最南端と言われるフィヨルドを眺めたり、宿のチェックアウトが済んでからは旧市街が見下ろせる丘の城壁を登って絶景を楽しみました。

コトル

絵葉書みたい!! 中世より続く赤い屋根、フィヨルドの美しい海、氷河が削ったフィヨルドの山肌。
素晴らしい景色を見ていると、落ち着いてくつろげますね。
海の向こうが青がかっていますが、木々の緑が放出する揮発性成分がレイリー散乱(≫こちら)を起こすとこうなります。オーストラリアのブルーマウンテン国立公園など、これで有名ですよね。

■中世都市ドブロブニク
下山し、バスに乗って移動し、夕方ドブロブニクDubrovnikに到着しました。もうここはクロアチアという国です。バスを降りるや否やソベ(sobe、民宿)のおばちゃんたちがやってきてくれるのがありがたい~~、宿探ししなくても向こうから寄ってきてくれるって楽チンでいいね(^o^)

宿に荷物を置いたら、天気は悪い(曇天)けど雨は降っていなかったので、これまた世界遺産の旧市街を観光しにいきました。とにかくこの1週間は連続して雨予報なので、明日がどしゃぶりになったときのために、少しでも観光をしておかなくちゃと思ったのです。

ドブロブニクは、コトル同様、交易港として栄えてきた中世都市。ユーゴスラビア解体の頃の紛争の被害にもあったそうですが、今はホント「きれい」以外の印象が出てこない、本当にきれいな街です。

コトルよりも街の規模が大きく、そしてコトルよりもツーリスティック。お店の価格もツーリストプライス。とにかく観光客で賑わうところでした。

ドブロブニク旧市街を見て歩き、宿に戻ってきたら夜9時でした。
もし天候が許せば、明日もドブロブニク観光を続けたいな。
「アドリア海の真珠」と言われた輝きは、やっぱり日中に見たいですよね。
本日の旅
行動 :コトル観光、コトルからドブロブニクへ移動、モンテネグロ出国、
朝食 :昨日のニェグシュカ(豚の燻製)2種、コーヒー、パン/宿
昼食 :わかめの酢の物、ニェグシュカ(豚皮のほう)、コーヒー、パン/コトルの海際のベンチ
夕食 :Burek(ブレック、チーズを芯にしてパイ生地でぐるぐる巻いた細長いもの)、パン、昼のニェグシュカ、レモンティー、アールグレイレモン、Ajvar(アイバル、赤ピーマンナストマトにんにくピューレ)/宿
宿泊 :ローザおばあちゃんち

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旅情報
1ユーロ=146.5円
1クロアチアクーナ=17.9円

*ドブロブニクの安宿
ソベ(sobe)はこの辺でよく見られる有料民家宿泊システムのことで、安く泊まる手段の1つになる。今回の時点で、安ホステルのドミが1人127クーナのところ、ソベ泊のおばあちゃんの言い値が1人100クーナ、値引き交渉後1人60クーナで2人部屋に宿泊できた。